まぁまぁ、原作崩壊も程々に Ⅲ (ページ25)

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鷹の目の男ページ25

「……分からねぇのは事実さ。信じきれねェんだ……"偉大なる航路"(グランドライン)に入って七日目の、あの海での出来事が現実なのか夢なのか……まだ頭の中で整理がつかねェでいるんだ
……突然現れた

たった1人の(･･････)男に50隻の艦隊が壊滅させられたなんて……！！」

「え！！？」

「バカなｯ！！たった1人に"海賊艦隊"が潰されただと！？」

真実を話している嘘の無い匂いと、大きな恐怖の匂いが同時にした

たった1人に……50隻が……

"偉大なる航路"(グランドライン)にはそんなに強い人がたくさん居るんだな……
その中に……シャンクスも居るんだ

「ただ恐ろしくて、あれを現実だと受け止めたくねェんだ……！！！あの男の、人を睨み殺すかと思うほどの鷹のようにするどい目(･･････････)を思い出したくねェんだ！！！」

「なんだと！？」

鷹のようにするどい目……？？

ゾロが明らかにその男の情報に反応してる

「そりゃ……"鷹の目の男"に違いねェな……

お前が確かにその男を"鷹"のように感じたかどうかは証拠にはならねェが、

そんな事をしでかす事そのものが奴である充分な証拠だ……！！」

「た……た……たかのめ！？

誰だそりゃ」

「分からないけど、きっとすごく強い人なんだろうな」

「俺の探してる男さ……」

ゾロは口を開き、真剣な声でそう言った

「これでおれの目的は完全に"偉大なる航路"(グランドライン)にしぼられた

あの男(･･･)はそこにいるんだ！！」

ゾロの目には決意となにか大きいものが映っていた

「……ばかじゃねェのか、真っ先に死ぬタイプ(･････)だな」

サンジはゾロの言葉に反応しそう言った

けどなにかモヤモヤした変な匂いだ……

「当たってるけどな、……バカは余計だ……
剣士として最強を目指すと決めた時から命なんてとうに捨ててる、
このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ」

ゾロらしい答えだな……

「ははっ私もだよ」

「勿論おれも男として当然だ」
「お前はウソだろ」

「けっ……ばかばかしい」

サンジはそう言ったけど……ゼフは何か面白いものを見たかのようにニヤリと笑った

「ゾロ、お前はもう私のだ

その命はもう私のだからね、そう簡単には死ねないよ」

「……ﾊｯ！へいへいわかったよキャプテン」

ズバァァァンｯ！！！！

「何だ！？」

「何が起きた！？」