私の番犬達__

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『んんんんおいしい〜〜！！』







奨「よかった〜、あ、まだ余ってるからよかったら食べな」





私がそう言ってほっぺたを緩めているのを
奨も嬉しそうに笑って
テーブルの真ん中に置いてあるフレンチトーストを指差す。




『絶対たべる！』



奨の作ってくれたフレンチトースト最高すぎる！！！






フルーツいっぱい乗ってるしフレンチトーストも味染み込んでて美味しすぎるんだけどなにこれ







豆「Aってめちゃくちゃ食べるわりに全然太んないよね」






蓮「そういう体質なんじゃない？」





『でも奨達もめっちゃ食べるのに太ってないじゃん』





外の天気は晴れで、そんな天気のいい朝の日差しを浴びながら皆とこうやってテーブル囲んで美味しいもの食べてわいわいするの最高すぎない？？







奨「まあ食べた分俺達動くしね〜」





ほ〜と言いながら次から次へと口のなかにフルーツを詰め込む






祥「そういえば今日はなにするの？
蛍って夜でしょ？」









景「いや〜、俺は絶対男の方浮気するだろうと思ってた」





碧「俺は女の人の方がやらかしたと思う」





芸能界の不倫報道で朝から語り合ってる二人のとなりから

祥生が顔をのぞかせる









『ん〜、久しぶりに皆で買い物でもいく？』






翔「え、めっちゃ行きたい」







すぐさま反応してきたのは翔也。かわいいなおい。






汐「最近行ってないし俺も行きたいわ」







蓮「じゃあ食べた後用意したら行こか」






うんうんと頷く私に、蓮が寝癖すごいよって私を指さす





『うんわざと』




蓮「？わざとってなに？」






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やばい皆で買い物とかめちゃくちゃ久しぶりすぎて楽しみ。




部屋で黙々と準備する。






リップはコーラル系のがいいかなとか、ブラウン系のがいいかなとか

髪はあげた方がいいかなとか


そんなことを考える時間がふわふわした気持ちになってくすぐったい。





私にも彼氏ができたら、デートの約束とかして

こうやっておしゃれして手繋いでデートとかするのかな。








とか考えてたら、コンコンと部屋がノックされる






蓮「A準備大丈夫？？」






ドアは開けずに向こうから蓮の声が聞こえる







『うん！もういける！』








じゃぁ玄関で待ってるからと言われて蓮の足音が遠くなった。

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