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汐「もうちょっとちゃんとできひんの」
ずっと背中を見せていたと思えば、ゆっくりと振り返った汐恩の顔は
怒っていて、呆れたような表情だった
景「まあまあ、なんもなかったし」
『いや..道聞かれたから教えようと思って、』
汐「警戒心持てって言ってんねん」
すかさず返してくる汐恩。
奨「しーおーんー、もうやめ」
ぎろっと汐恩に睨まれて、なんだか胸の奥がきゅぅって締め付けられる
それはそうだけど、、
『そんなの、わかんないじゃん。
本当に困ってたかもしれないし..』
そう言って言い返す私に、純喜がそばにきて
そうやな、わからんもんなと肩をたたいてくれた
汐「それでもしもの事があったらどうするん」
『っ...』
なんでこんな、胸が痛くなるの
汐恩の顔が見れなくて、返す言葉が見つからなくて
ただ大きく心臓が脈を打っているのが自分でも聞こえる。
汐「お人好しすぎんねん」
前を歩いていく汐恩に、捨て台詞のように言われて
きゅぅとなっていた胸は限界を迎えた
『汐恩って、なんでそんな言い方しかできないの...』
純「A、落ち着きって」
『人に優しくしたいって、誰かのためになりたいって思って行動しちゃだめなの？』
『たしかにさっきの人達は悪い人達だったかもしれないけど、皆が皆そうじゃないよ』
そう言うと汐恩は私に背を向けたまま。
汐「呑気やな」
そんな突き放されたような言葉に
私はもう汐恩に何かを言うのをやめた。
翔「汐恩」
と翔也が注意するように声をかける
『ごめん...気分悪いから先帰るね』
純「まてってA」
そう純喜に言われたけど、私は純喜に持っていた自分の荷物を無理矢理取った。
『汐恩が、そんなに冷たい人だと思わなかった、』
溢れそうな涙を必死に堪え 胸の痛みを感じながら
私は荷物を持って、奨達にごめん。と言うと
汐恩の隣を通り過ぎた____。
.
私が悪いことなんてわかってる。
迷惑かけてるのも、わかってるよ。
結局汐恩達に助けられたのは事実だし、汐恩が言ったことに間違いはない。
何一つ間違ってない。
でもあんな言い方しなくたって、、
私はひたすら、車が停めてある長い距離を早足で進んだ__。
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ののか(プロフ) - 美希さん» はじめまして(^^)そう言っていただけてうれしいです〜〜！！みんなかっこいいので迷っちゃいますよね笑笑 これからも楽しんでいただけるように頑張ります！ (2021年10月12日 0時) (
レス) id: 0fd5c0a555 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - はじめまして！更新されるたびドキドキしながら見ています(>_<)豆ちゃんも良いですが、しおんくん落ち見たいです😂 (2021年10月1日 21時) (レス) @page46 id: 2581c70cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ののか(プロフ) - ○○さん» はじめまして(^ ^)できるだけ皆様に楽しんでいただけるようなお話を届けたいと思ってます！！私もどちらとも選べないです〜(p_-)笑 更新頑張るので、これからもよろしくお願いします！ありがとうございます！ (2021年9月20日 2時) (レス) id: 0fd5c0a555 (このIDを非表示/違反報告)
ののか(プロフ) - ちゅるぼさん» こんばんは(^^)コメントありがとうございます！そう言っていただけるとものすごく励みになって頑張れます(TT)！汐恩くん落ち私もみてみたくなってきました笑笑 (2021年9月20日 2時) (レス) id: 0fd5c0a555 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - はじめまして！お話楽しく拝見させてもらってます！豆ちゃんと汐恩どちらと結ばれるかドキドキしながらこれからの更新楽しみにしてます♪私は豆ちゃんオチが見てみたいなあなんて考えてます！！ (2021年9月19日 9時) (レス) id: 9e1f16d5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののか | 作成日時：2021年9月19日 1時
