名取ちゃんと名取くん？！

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颯馬『ほら、こっち向け』





『やだ』





颯馬『……まぁそれでもいいけど』








って

ぎゅーーーっと本日3度目のハグを後ろから。









颯馬『めっちゃ心臓ドキドキ鳴ってんじゃん』



『、うるさい』








私の胸のあたりにある颯馬の手に、
私の手を重ねる









颯馬『手、ちっちゃ』




『ほかの女の子に比べたら大きいよ？』





颯馬『でも、俺にとっては小さい』









私の手の上に、颯馬の手がかぶせられた









颯馬『Aも、女の子だもんね』




『…なに、今まで男っぽかったって？』








まさか、喧嘩売ってるの？！









颯馬『ちげーよ。
……ずっとお母さんの姿しか見てなかったから。

改めて俺の奥さんっていうか、
俺の女って感じがしてさ』








さらに手をにぎにぎする颯馬









颯馬『……なんか言えよ、』



『だって、』








俺の女って……








颯馬『なに、恥ずかしがってんだよ』







私の頭をゆっくりなでなで、、、








『別に恥ずかしがってないもん。』



颯馬『はいはい、』







次はなでなでじゃなくて、わしゃわしゃーって。









『あー、髪の毛グシャグシャになっちゃう！』






抵抗したって、
颯馬はその手を止めてくれない







『もう！笑 、颯馬！』








颯馬『……。
俺、お前と結婚できて、良かった』




『っ、』








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