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卌肆:糸柱と柱たち ページ8

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『──なんでやねん』



誰も聞いてくれないのでもう一度言いたい。なんでやねん。



「何してんだ 置いていくぞォ」
「みんなと温泉なんて初めてね!楽しみ!」
「甘露寺と温泉甘露寺と温泉甘露寺と温泉甘露寺と──」

『なんでやねん』


「ここの温泉はいいぜ!派手にいい!!」
「冨岡さん誰かと来たことあります?あ、愚問ですね」
「俺は…嫌われてなんか……」

『なんでやねん』


「それにしても腹が減ったなあ!!」
「うむ…」
「ふろふき大根食べたい」

『そこは温泉の話にしましょうよ』



「「早く行くぞ、紡木」」

『なんで……はぁ、はい』



何故集結しているのだ、柱たち。
波乱の予感しかしないぜ。







『まさか予約もなしに泊まれるとは』



紡木がそう呟くと、隣に居る宇髄が自慢げに胸を張った。宿の女将が彼の顔を見ただけで快く了承してくれたのだ。



「この温泉は嫁たちとよく来るんだよ」

『常連さんなんですね。いいな〜』

「温泉に関しては俺の方が知識は上だな」

『はい、敵いませんね』



紡木がそう微笑むと、話し相手の宇髄は花を愛でるような優しい笑顔を見せた。

他の隊員の前で絡むことが多くないだけで、この二人 実はかなり仲良しである。宇髄が片時も外さない額当てのお下がりを紡木が譲り受けるほどに。

宇髄にとって紡木は嫁の命の恩人だが、性格が絶妙に合う良き友人でもある。しかし_



「他のとこも教えてやるよ。また一緒に行こうぜ。
…でも、今度は二人っきりな」

『そういうの間に合ってますんで』

「間に合ってねえから誘ってやってんだよ」

『ぶっ飛ばしますよ???』



男女の仲に発展することは、ない。



***



__宇髄天元(23)

現 音柱。嫁三人は家に通い合うほど紡木と仲がいい。女子四人が仲良くしてるので仲間外れにされがち。しかし紡木に『宇髄さんも、』と笑顔で誘われたらころっと上機嫌になる。今のところは良き友人。

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花束くん - 素敵なお話ですね!!応援します( ‐ω‐)b (3月15日 0時) (レス) id: 38b30c7754 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つぎはぎウルフ | 作成日時:2020年1月22日 16時

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