【青】朝起きたら推しの眼鏡になっていた。【みるく】 ページ5
くすぐったい。
目覚めた最初の感想はそれだった。
呼吸音が間近で聞こえてくることから、また何かに成り代わったんだと理解する。
丸い形のガラスにベージュ色の縁取り…おそらくこれは眼鏡だ。
でも一体誰の…？
持ち主の顔を確認しようと、おそるおそる振り返ってみる。
＿＿嘘でしょ？
こんなタレ目でくりっくりの可愛いお目目を持つ人物は、私の知る中で1人しかいない。
「やっぱ眼鏡、コンタクトと違って疲れないから楽だわー」
耳に響く特徴的なガサガサボイス。
…確定だ。
私は今、ころんくんの眼鏡になっている。
見えている景色から察するに、動画編集中だろうか。
真剣な目つきでパソコンと睨めっこしている。
…これは、お顔を観察するチャンスでは？
『思い立ったら即行動』がモットーの私は迷うことなくころんくんの観察を始めた。
やばい、お顔きゅるきゅるだぁ…可愛すぎるんですけど。
肌しっろ。え？私よりも白いとかどういうこと？
心の中で1人推しの尊さに悶える私。
「…よし、ご飯作るか」
今日は莉犬くんも来るし！と意気込み、パソコンを閉じる。
どうやら莉犬くんのためにご飯を作るみたい。
てことはもしかしてころんくんがお料理してるところを見れるってこと…！？
…よし決めた。
写真は撮れないから諦めて、この目に焼き付けよう！！
私はころんくんの鼻の上で密かに覚悟を決めたのだった。
「ふんふ〜ん♪」
ご機嫌で料理をしているころんくん。
推しが鼻歌しながら料理してるとこ見て尊死しない人いる！？
いないよね！？
「…はい、完成！」
机の上に乗せられたのはころんくんがよく作るカルボナーラ。
湯気が出ていてとっても美味しそう。
かっこいいし可愛いし歌も上手だし、おまけに料理まで上手いとか私の推しどれだけハイスペックなの！？
最初はご飯を食べられる莉犬くんが羨ましいと思ってたけど、ころんくんの料理中の様子が見れただけでもう眼福だ。
その後莉犬くんがお家にやってきて、2人で仲良くご飯を食べる様子をにやにやしながら見ていたAでした。
続く
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さまー(プロフ) - みるくさん» 頑張ってください！ (10月26日 7時) (
レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - さまーさん» 夜分に失礼致します*_ _)また返信が遅くなってしまって申し訳ないです…💦気合いを入れていた部分を褒めて頂けてとっても嬉しいです!!もっともっと良いお話が書けるよう頑張ります✊🏻 ̖́- (10月26日 0時) (レス) id: 63db6eaa4a (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 紬希さん» 紬希さんの書き方がすごい好きです！見習いたいなーと思います！これからも頑張ってください！ (9月21日 15時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - みるくさん» 頑張ってください！みるくさんのお話？（メガネ、抱き枕など）の展開？というか流れがすごい好きです、頑張ってください！ (9月21日 15時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - さまーさん» お返事が遅くなってすみません🙇♀️お気に入り登録ありがとうございます！面白いと言って頂けてとっても嬉しいです✨これからも頑張ります( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧ (9月21日 7時) (レス) id: 63db6eaa4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬希＆みるく x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/n15a76543b1
作成日時：2023年9月3日 10時
