外して、愛の鎖を。2

EP95 ページ48

ーーAsideーー







今日は久々のコンビニだし、

いっぱい買おーっと思って
お水を見ている時だった…





金髪と白髪のギャルみたいな子達が
コンビニに入ってきた




女1「さっきの客引き、まじタイプじゃないわー」


女2「あんなんに客引きされても誰も行かないっつーの！」








他人の会話なんて興味ないけど、

いやでも声がデカすぎて耳に入ってくる






客引きってことはあの通り歩いてたってことか。。







するとその女の人たちは康二さんを

見るなり、「さっきのブス男くんだ」っと
言った





なんなの？この人たち…



さっき話してた客引きって

康二さんのこと？





ムカつく！！







そう思って、つい口を出しちゃった。。






でも、康二さんは笑顔でありがとうって

言ってくれたし、ギャルたちも

黙って帰ってくれたから良かった







康二さんは優しいから、

プリンまで奢ってくれたし、ラッキー！！






康二「ほな、俺仕事戻るわ」



『ありがとうございました！』




康二「こっちこそ、ありがとう」



『いえ、わたしはなにも…。。
わたしにとっては、康二さんはカッコいいですし、お口もお上手ですし、No2には勿体ない存在だと思ってます！！
これからも頑張ってくださいっ！』



康二「ありがとう、Aがそう言ってくれるだけで、もうええわ」



『そんなこと言わず、ファイトです！』




康二「よっしゃ！俺がここの売り上げ上げてやる！！俺の武器、この言葉で」




『はい！！』







笑顔になってくれて良かった



これからもこのままの康二さんで
いて欲しいな。。









.









部屋に戻ると、ベランダが全開だった





あれ？開けていったっけ？








カーテンには赤いインクで

「悪女 消えろ」っと書いてある




『うわっ！！』








そして、ベランダには熊のぬいぐるみに

ナイフ。。






どこのホラー映画。。






怖すぎて、言葉も出なかった





誰がこんなことを




悪女って…


わたしのことだけど。。


こんな残酷なことをするのは同性のような気がする…
でも、乃亜はきっとこんなことはしない。




じゃあ、一体誰が…

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