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EP94 ページ47

Aは嬉しそうにプリンを手に取っていた


ふーん、プリン好きなんや。



と思って、遠くから見ていると

たまたま俺がさっき客引きした
女の子たちがおった





最悪や。。









.









女1「あれ?さっきの客引きじゃね?」


女2「なに、客取れなくて仕事サボってんじゃん?」


女1「まぁ、あれじゃあねぇ〜」







ふざけんな!

さっきは堪えてたけど、さすがに我慢できひんくて怒鳴ろうと思った






A「この人に何か用ですか?」


女1「だれ、この女」


女2「なに、あの人の彼女ー?」



A「彼女ではありません。
貴方達こそ、誰ですか?
名前聞くからには先に名乗ってもらわないと」



女1「うっざ、行こー」



女2「めんど」




A「待ってください!!
この人に何か言うことないんですか?」




女1「は?なにが?」



A「人の外見をどうこう言うより、
まずは自分の外見をどうにかした方がいいんじゃないですか?」



女1「は?なんでそんなことあんたに言われなきゃいけないの?」



A「あと、外見だけじゃなくて、
中身もですね。
言わせてもらいますけど、この人は貴方達より素敵な心を持っている方です。
心が腐って、外見も飾っているような人にはどうこう言う権利もないんじゃないんですか?」



女2「……早く行こっ」



女1「うざっ」









思わぬAの言葉に

空いた口が閉じなかった


俺が外見のこと言われてるって

なんで分かったんやろ…







『A…』



A「どのプリンがおいしいと思います?やっぱり焼きプリンかな、それとも牛乳プリンかな?」



『A、ありがとう』



A「どういたしまして!」



『俺、Aに助けられたわ…』



A「いえ、わたしの方がいっぱい助けられていますから、これでお相子です。」



『……よっしゃ!
俺がプリン奢ったる!』




A「え!それじゃあ、また康二さんに借りが出来ちゃうじゃないですか!」



『今日のは気にしないでええの!
ほら、はよ決めて』



A「えー、じゃあ。。」



『よし!ここは定番のぷっちんプリンで!』



A「えー、なんで勝手に決めるんですか!」



『買う人は俺やし、主導権は俺にある』



A「ひどーい」

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人間 - 頑張ってください。楽しみにしています! (2019年8月26日 18時) (レス) id: 3d8225774b (このIDを非表示/違反報告)
あー(プロフ) - このあとどうなるか楽しみで早く続き見たいです! 更新待ってます! (2019年3月24日 19時) (レス) id: a3cb3e4104 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セナ | 作成日時:2019年2月12日 23時

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