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夕食での出会い シャオロン 編 ページ37

コネシマ視点

昼食とは違うものを食べようと、何気なく定食から視線を外した。すると、後ろからするりと手が首の辺りに回され、俺の身体は右側へと傾いた

?「おばちゃん!いつもの二つな」

おばちゃん「はいはい。いつものね」

俺のことを後ろから引き寄せた人は、そうおばちゃんに告げると腕を解いて俺に笑いかけてきた

シャ「俺はシャオロン。よろしくな!いつも食ってるメニューがあんねんけど、めっちゃ美味しいから絶対オススメやで!」

赤いニット帽にピンクの豚の缶バッチ。ふんわりボブカットの狐色をした髪と、月のように艶やかな檸檬色をした綺麗な瞳が彼の可愛らしさを引き立てていた

だが、その身体は決して低くない。大方トントンさんと並ぶ程度だと見受けられる。俺に触れていた腕は結構筋肉がついていた

攻略対象の一人、シャオロンさん。剣やナイフよりもシャベルが扱いやすいという奇行を成し遂げた人で、ムードメーカーのような存在だったと思う

そんな人が、何故ここに。いや、居てはいけない理由なんてないのだが、、、

おばちゃん「はい、お待たせ。シャオロンくん、友達かい?仲がいいんだねえ」

コ「あ、いや俺は、、」

友達、それを否定しようとするもシャオロンさんは右手で器用に二皿を持ち上げて、俺の腕を左手で掴んでテーブルへと歩いて行ってしまう

シャ「さ、はよ食べよ!あったかいうちが一番やねんから」

有無を言わさずに、彼は俺を二人がけのテーブルの片方に押し座らせる。その反対にシャオロンさんも腰掛けて、料理を進めてきた

角切りにされた肉は、綺麗な赤紫色のとろりとひたスープによく煮詰められているのか、柔らかそうに見える。そっとスプーンで口に運べば、思った通り舌の上でほろっと崩れてしまう

コ「美味しい、、」

シャ「せやろせやろ?ここの牛肉の赤ワイン煮食べたら、他のところのやつは敵わんからな!」

ずっとにこにこと笑顔なシャオロンさんは、同じように次々とスプーンを運んでいく。量は多すぎるわけでも少なすぎるわけでもない

彼の速さでは、あっという間に空になってしまう。が、彼は何故か手をピタリと止めてふと息を殺した

コ「、、?シャオ、、、!?」

彼の名前を呼ぼうとするも、大きな左手に口元を覆われてしまって叶わなかった。そのまま彼は警戒した様子で食堂の入り口をじっと見つめていた

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桜華(プロフ) - #よにん。@str48&変人系カップル&踊り子さん» ふふふ、矛盾しているのに気がついてないんですよね、、彼。このままなら絶対伸びないのに (2020年9月20日 18時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。@str48&変人系カップル&踊り子(プロフ) - 見てて思いました...rbさん、筋肉付けると身長伸びないのに筋トレしてる...w (2020年9月20日 18時) (レス) id: 5f7a5f4a4a (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 瀉天さん» はい、シロノワールです。見た目も味も同じもの、と考えていただければ! (2020年8月6日 11時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - 新人めんつゆさんと食べてたのってシロノワールみたいなやつですか? (2020年8月6日 11時) (レス) id: e06394b706 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - #よにん。@変人同盟さん» ありがとうございます!彼はメンバーにとってのヒロインとしてますから。楽しんでいってください (2020年7月28日 7時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜華 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月24日 15時

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