ショッピ編2 ページ26
コネシマ時点
ショ「明日なんですけど、俺が赤紫色のスーツなので、、、お揃いが嫌でしたら、赤系統のものは身につけない方がいいかと」
コ「俺は水色のスーツにするので、被ることはないと思いますが、、、お揃いが嫌とかでは、決してありませんし、!」
そう答えれば、ムッと顔を顰めて俺のことを見つめてくる。何か気に食わないことでもしただろうかと不安になれば「敬語は外してください」と口にする
流石にそれは、、なんて考えていれば彼の手が俺のブレザーの下。つまりワイシャツに手をかけてボタンを外そうとしてくる
コ「へ、!?」
慌てて彼の腕を掴んで、俺の身体から彼自身を遠ざける。が、彼の方が力は強くて押し返されてしまいそうになり、腕がプルプルと震え出した
ショ「次敬語使ったら、容赦なく食らいつきますんで覚悟しといてくださいね?」
シャンデリアの下で輝くアメジストが、何かどろりとした欲を含んでいるように見えて直視できない
声がうまく出せず、こくこくと何度も頷けばよろしいと言うかのように腕を離してくれた
けれど側にいるままで、今度は俺の右手に彼の左手を絡ませてくる。驚いて手を離そうとすればするほど、その力は強さを増すような気がして仕方ない
ショ「どこか行くところでもあるんですか?」
コ「、、いや、特に決めとらんし、、」
なら、いいところがあるんすよ!と俺の腕を引くショッピくん。いやいや、俺の意思は無視なんか?と思ったものの俺には暇をつぶす当てがないわけで
結局ついていくことになっていたんだろうから、まぁいい、、のか?
彼に大人しく腕を引かれて数分も経たない頃、少しだけ開けた場所に出た
窓があったのであろうそこは黒いカーテンが引かれていて、光は一切入ってこない。灯りといえば天井から吊るされた古ぼけたように見えるランタンの青い光だけだった
ショ「ちょっと待っててくださいね」
彼は絡めていた指を離して、カーテンに近寄る。彼の細い指が何度かカーテンを引くように動かされていたがそれに変化はない
ここには特別なものがあるのだろうかと期待が膨らみつつ、彼のやることに不安がないわけではなくて
ちょっと怯えてしまっているのは、まぁ今までの行動からきたものだろう
ショ「じゃあ、いきますよ!」
彼が勢いよくカーテンを開け放った
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桜華(プロフ) - #よにん。@str48&変人系カップル&踊り子さん» ふふふ、矛盾しているのに気がついてないんですよね、、彼。このままなら絶対伸びないのに (2020年9月20日 18時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。@str48&変人系カップル&踊り子(プロフ) - 見てて思いました...rbさん、筋肉付けると身長伸びないのに筋トレしてる...w (2020年9月20日 18時) (レス) id: 5f7a5f4a4a (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 瀉天さん» はい、シロノワールです。見た目も味も同じもの、と考えていただければ! (2020年8月6日 11時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - 新人めんつゆさんと食べてたのってシロノワールみたいなやつですか? (2020年8月6日 11時) (レス) id: e06394b706 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - #よにん。@変人同盟さん» ありがとうございます!彼はメンバーにとってのヒロインとしてますから。楽しんでいってください (2020年7月28日 7時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
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