図書室での出会い エーミール編 ページ21
コネシマ視点
昼食を食べ終えて、お昼休憩の時間帯。俺たち新入生は今日の午後に授業はなく、自由に校内を見学できる仕組みになっていた
俺は特に何処かへ行こうという目的があるわけではなくて。何となくふらふらと歩いていれば、廊下の突き当たり。綺麗な茶色の扉があった
両開き、なのだろうか。どこか威厳らしきものさえ感じてしまう扉の横には『図書館』と金字で記されている
コ「へぇ、、図書館か。でも、なんでこんな学校の端っこにあるんやろ？」
興味半分、恐れ半分の状態でその扉に手をかける。少しだけ力を入れてみればキィと音を立てて開いていく。茶色で溢れていた視界が広まり、すっと目を細めた
コ「、、すご、、」
図書館への感想は、そんなものだった。控えめでありながらもゴージャスなシャンデリアが彩る天井は幾何学的な模様を描いていたし、落ち着いた赤い絨毯は毛が少し短いもののふわふわと靴越しにも感じるほど柔らかい
天井に届きそうなほど大きな本棚には、びっしりと大量の本たちが鎮座している。広けている中央には、楕円形のテーブルが五つと、ソファがそれに習って五つほどあり、その周りには小さな円形のテーブルが十ほどと、椅子が同じくらいかそれ以上に並んでいる
そっと足を踏み込んでみれば、ふわんと香る書籍特有のあの紙の上品な香りとインクの苦さが、どこか懐かしいと感じられた
？「おや、この図書館へお客様とは珍しいですね。いや、いやいや。それでは貴方に失礼ですね。いや、しかし本当に珍しい。"彼ら"以外の人がここへやってくるというのは、いつぶりでしょうか」
いや、を何度も繰り返す声に振り向けば、俺が入ってきた扉の右隣。そこから本を抱えた青年が現れた
優しい笑みが浮かんだ顔は、まるで彫刻のように美しいが、その瞳は些か歪だと歌われる白銀色をしている
ミルクティーに染められたかのような髪色にその瞳。穏やかな物腰は、彼の特徴だった
攻略対象の一人、エーミールさん。彼に知識で勝負をしようものなら痛い目を見て終わるのが当たり前、学園一の頭脳を持つ真面目な生徒である
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桜華(プロフ) - #よにん。＠str48＆変人系カップル＆踊り子さん» ふふふ、矛盾しているのに気がついてないんですよね、、彼。このままなら絶対伸びないのに (2020年9月20日 18時) (
レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。＠str48＆変人系カップル＆踊り子(プロフ) - 見てて思いました...rbさん、筋肉付けると身長伸びないのに筋トレしてる...w (2020年9月20日 18時) (レス) id: 5f7a5f4a4a (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 瀉天さん» はい、シロノワールです。見た目も味も同じもの、と考えていただければ！ (2020年8月6日 11時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - 新人めんつゆさんと食べてたのってシロノワールみたいなやつですか？ (2020年8月6日 11時) (レス) id: e06394b706 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - #よにん。＠変人同盟さん» ありがとうございます！彼はメンバーにとってのヒロインとしてますから。楽しんでいってください (2020年7月28日 7時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
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