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何気無い廊下での出会い グルッペン、トントン編 ページ13

コネシマ視点

ひとらんと別れて。勉強という名の授業はなけれども明日から始まる本格的な授業についていく為にも知識は増やしておいて損はないだろうと自室を目指していた

その時、バサリッと重い音がして振り向いてみれば二人の人が結構量がある本たちを抱えていた

チラッと床を見れば白い廊下に叩きつけられた茶色い革表紙の本が一冊、視界の中に入り込んだ

コ「あ、拾います」

さっと自然なそぶりでそれを拾い上げ、彼らの持っている本たちに重ねる。その時、彼らの顔が目に入り、俺は慌てて彼らから離れた

コ「す、すみません、、!」

彼ら、グルッペンさんとトントンさんはその赤い色違いの瞳をパチパチと動かしたのち、ふんわりとした表情で俺に笑いかけてくれた

グ「何故謝る?本を拾ってくれたこと、感謝するゾ」

ト「俺ら、見ての通り屈めんのよ。やから、ホンマに助かったわ。ありがとうな」

噂に聞いたことがない、そのほぐれた笑顔を直視することが出来ず「ど、どういたしまして、、」と返答するだけで精一杯だった

彼らは本たちを抱え直そうとしたが、ぐらりとタワーのように積まれたそれは揺れ始めてしまう。余りにもその様子を見ていられなくなってしまい

コ「俺、、良ければ、手伝いましょうか?」

なんて、軽々しく声をかけてしまった。学園のツートップである彼らに声をかけてしまえば、親衛隊と名付けられたファンクラブの人達からなんと言われるか分かったものではない。が、こんなに沢山の本を抱えた彼らを見過ごせというのも無理がある

グ「いいのか?見たところ、新入生のようだが、、俺たちに構っている時間はないんじゃないのか?」

ト「そらそうやろうけどさ、グルさん。新入生はかなり忙しい筈やで?それやのに手伝い申し立ててくれてるんやから、無下にせんと感謝して受けるべきとちゃうの?」

コ「い、いえ!そんなことは、、!!あの、今はすることがなくて、暇していたのもあって、、」

暇潰しに手伝いを申し入れたなんてカッコ悪く思われてしまうだろうか?それでも、彼らをそのままにすることより、勉強を取ることは出来なかったのだ

グルッペン、トントン編 2→←ひとらんらん編 4



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桜華(プロフ) - #よにん。@str48&変人系カップル&踊り子さん» ふふふ、矛盾しているのに気がついてないんですよね、、彼。このままなら絶対伸びないのに (2020年9月20日 18時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
#よにん。@str48&変人系カップル&踊り子(プロフ) - 見てて思いました...rbさん、筋肉付けると身長伸びないのに筋トレしてる...w (2020年9月20日 18時) (レス) id: 5f7a5f4a4a (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 瀉天さん» はい、シロノワールです。見た目も味も同じもの、と考えていただければ! (2020年8月6日 11時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)
瀉天 - 新人めんつゆさんと食べてたのってシロノワールみたいなやつですか? (2020年8月6日 11時) (レス) id: e06394b706 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - #よにん。@変人同盟さん» ありがとうございます!彼はメンバーにとってのヒロインとしてますから。楽しんでいってください (2020年7月28日 7時) (レス) id: 1bda5ccdb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜華 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月24日 15時

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