【銀魂】沖田総悟の妹は万事屋へ転職

story68 ページ28

*


土方十四郎side


Aが目を覚ましてからは早かった。


部屋に近藤さん、万事屋、総悟が駆け込んできて、皆が喜んだ。総悟なんて、泣いて喜ぶしまつだ。


改めてAが愛されていることを実感した。


『もう、皆心配しすぎだよ......？』


「心配するに決まってるだろ？こんな大怪我まで負って......」


「旦那の言う通りでさァ。俺がどれだけ心配したと思ってるんでィ」


「まぁまぁ、とにかくAが無事で良かった」


本当に、よかった......A......お前が無事で


まだ安堵するには早い。俺は伝えないといけないことが、2つある。......まずは、1つ目だ。


「目ェ覚めたところ悪ぃんだが、話がある。真選組にはお前が必要不可欠だ。俺が勝手に辞めさせといてなんだが......真選組に戻ってきてくれないか？」


そう、Aを俺が守ればいいんだ......真選組に、戻ってきてくれ......


Aは呆然とした後、パッとした明るい顔つきになった。


『ほ、本当ですか！？は、はい。戻ります......というか、戻らせてください！』


はぁ、よかった......近藤さんも、総悟も納得した顔つきになっていた。


『ぎ、銀さん。私......万事屋を......』


「いいんだよ。夢に向かって走れ、A」


『銀さん、有難うございます！』

story69→←story67

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す