【銀魂】沖田総悟の妹は万事屋へ転職

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「それより、A殿。気をつけた方が良いぞ」


桂さんはいきなり話をきりだした。


『気をつけろって、なにをですか？』


「攘夷浪士たちにだ。最近、過激派攘夷浪士たちが街をうろうろしているからな。」


過激派攘夷浪士......もしかして、この前潜伏先を変えていて、取り逃した奴らかな......


『でも私は、もう真選組ではないですし......』


「A殿は、1番隊、隊長......沖田総悟の妹と聞くぞ。ならば、A殿を捕まえ、人質にとるということもありえるだろう？」


そっか......真選組を辞めたといえ、兄上の妹であることには変わりないのか......


「そこでだ......A殿、桂一派に入らぬか！？」


『はい！？』


「桂一派は穏健派だ。過激派からも守ってやるぞ。なにより、A殿程の刀の使い手ならば、面接なしで、桂一派に......」


この人、結局は何がしたいんだ？ 忠告？それとも、勧誘？


「ほら見てくれ、この主婦Eさんも、"こんなに簡単に攘夷ができるなんて思っていませんでした"と述べているぞ！」


と桂さんは攘夷浪士のサイトを見せてきた。


『忠告有難うございます、桂さん。ですが、攘夷浪士になるのは、ちょっと......』


「そうか。残念だな......まぁ、過激派からは気をつけろよ。銀時のように木刀の1つ、持っておいた方がいい。」


その後、桂さんは帰っていった。


攘夷志士から、攘夷浪士の忠告を受けるとか......変な感じだなァ

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