八 ページ10
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「『桂ァァアア!!』」
私と総悟は、桂が潜伏しているであろう建物へ乗り込んだ。なのだが......
「オイ、A邪魔でさァ」
『総悟が邪魔なんだよっ!』
その建物の通路で私たちはつっかかっている。
私たちが一気に通ろうとしたのが駄目だったんだろうけど......総悟に譲る気はない。
「Aがさがれィ。この雌豚。太ったんじゃねぇんですかィ?」
総悟の一言にカチンとくる。
『総悟がさがれ!!このサディスト、アホ』
「テメェ、上司に向かってその言いぐさはなんですかィ」
『こんなサボり魔が上司とか認めない。』
「テメェもサボってただろーが!」
建物の通路でつっかかったまま、私たちは喧嘩を始める。
「消えろィA」『テメェが消えろ総悟』
「あ、あの......沖田隊長とA補佐......」
隊員が私たちを止めにかかるが、無駄だ。
私たちの喧嘩は副長でないと止められないだろう。
『「うっせぇよ!!」』
『声重ねるな、総悟!』
「Aが重ねてきたんだろぅが」
ムカついてしょうがない。
「あのそこのお二人さん......退いてくれますか」
『あ、ハイ。すみませ......』
いや、待て待て......こいつ......
『「桂ァァアア!?」』
そう叫ぶと、私と総悟は桂に向かってバズーカをぶっ放した。
真選組は、今日も平常運転です。
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柊華(プロフ) - ほしなさん» 有難うございます!!頑張りますっ! (2018年3月31日 21時) (レス) id: 4f0640bb9f (このIDを非表示/違反報告)
ほしな - 作品がとっても素敵で大好きです!これから頑張ってください!応援してます!! (2018年3月31日 20時) (レス) id: 898fac2a0f (このIDを非表示/違反報告)
柊華(プロフ) - レオポルニャさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです!! (2018年3月29日 8時) (レス) id: 4f0640bb9f (このIDを非表示/違反報告)
レオポルニャ - 更新頑張ってくださぁい!応援してまぁす!なんつって (2018年3月29日 8時) (レス) id: 99a9e4b4ed (このIDを非表示/違反報告)
柊華(プロフ) - ラーさん» 有難うございます!!すごく嬉しいです!頑張ります!! (2018年2月18日 11時) (レス) id: 4f0640bb9f (このIDを非表示/違反報告)
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