4話 自分たちの過去 ページ10
〜Aside〜
森羅から一通り話を聞いた。
幼少期に火事にあい母と弟ショウを亡くした事。
この時の出火原因は自分だと処理され
灰島重工で抑炎装置を作ってもらい
色々な所、人から『悪魔』と呼ばれた事。
そして、その火事に母でも弟ショウでもない
誰かがいたそうだ。
だがそれは有耶無耶にされたそう。
それ以来まともに笑えなくなってしまったと言う。
当たり前だ。
そんなの誰でも.......
私も周りから『天使』『天使』と言われて居るが
そんな大層なものでも無い。
森羅に話してもらったのだから
私も自己紹介だけでなく
なぜだか自分が『天使』となぜ呼ばれているか
それがなぜ嫌なのかも話した。
こんな話するなんて自分でもびっくりだった。
誰にも話した事なんてなかったのに。
能力柄『天使』と呼ばれている事。
昔消防隊に入ったばかりの時は『天使』と呼ばれるのがすごく嬉しかった事。
だが、数回しか鎮魂していない時
助けて安全な場所に運んだその子が人混みの中で焔ビト化し
無事だと喜んでいた両親母の方が焼けてしまい
周りの人や父の方からは｢偽りの天使｣と罵られた事。
その時に不満が爆発したのか暴動が起きた事。
この事件を知らない人が『天使』と呼ぶ事。
助けてもその人が焔ビトになるんじゃないか。
助けて何になる
でも、心の拠り所になっているのであれば
それ以来から『天使』と呼ばれるのが嫌になった事。
(森羅)｢そうだったんですね.......｣
｢暗い話になっちゃったけど｣
｢結局2人とも『偽りの天使と悪魔』なのね｣
暗い空気が2人を包む。
ウォオオン！
ウォオオン！
警報！！
｢焔ビトが出現したんだ！！支度して！｣
(森羅)｢支度はＯＫです！このまま出れます｣
ガチャ！
2人して廊下を走る
(茉希)｢2人とも早くマッチボックスへ！！｣
「「はい！」」
急いでマッチボックスに迎う。
(秋樽)「鳥越地区で焔ビトが発生！早く出動するぞ！」
(秋樽)｢早くマッチボックスに乗れ！！｣
マッチボックスの中で緊張が走る。
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るな(プロフ) - TWINSさん» わかりました。ありがとうございます。 (2019年9月25日 18時) (
レス) id: 021c1d7ec5 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» 炎炎ノ消防隊の小説専用の宣伝なので、炎炎ノ消防隊関係であれば大丈夫です (2019年9月25日 17時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - TWINSさん» わかりました。ありがとうございます。どの作品でも大丈夫でしょうか？ (2019年9月25日 9時) (レス) id: 021c1d7ec5 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» 作品のほうにコメントして頂ければ、パスワードを教えますね。手間がかかってしまいすいません……。 (2019年9月25日 6時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
TWINS(プロフ) - るなさん» ありがとうございます！よろしくお願いします。 (2019年9月25日 6時) (レス) id: 3bba864c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るな | 作成日時：2019年9月20日 22時
