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冷えた風が吹き荒れる。

Aはもう一度、小さく身体を震わせた。

それを次元は見ていたのか、


次元「戻るか」


と声をかけた。

Aは無言で頷き、建物内に入っていく次元の後を追う。

すると突然、次元がリビングの入り口前で足を止めた。

それに気付くのが遅かったが為、Aは顔面を次元の背中にぶつけた。

次元の後ろから覗くと、リビングにはルパン達とは違うAの知らない男の姿。

和服を来たその男は、一言で表せば侍だろう。


次元「五ェ門」

『ごえ…?』


次元が名前を呼ぶと、五ェ門は視線を次元の方へと向けた。

一瞬鋭い目にも見えたが、眼差しには優しさがあった。

次元の後ろから横にずれるA。


五ェ門「女は無事でござったか」

次元「あぁ」


立ち上がって次元に歩み寄った五ェ門が話しかける。

昨日から続き、知らない人の登場にただ呆然としながら、頭に"?"を浮かべる事しかできないA。

暫く黙っていると、次元が気遣う様に話をした。


次元「…安心しろ、コイツは仲間の"石川五ェ門"っつーんだ」

『…そうなの……よろしく、愛川Aよ』

五ェ門「…宜しく頼む」


________すごい…喋り方まで侍……。

そして五ェ門の手にある棒状の物は、やはり刀なのだとAは確信した。

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ほのぴ(プロフ) - 私も次元大介大好きです。年長さんからみ初めて。次元推し10年目です (2018年5月12日 15時) (レス) id: 91d2c22867 (このIDを非表示/違反報告)
うねゆ(プロフ) - 鈴巴さん» レス付け忘れました申し訳ございません…! (2018年3月6日 19時) (レス) id: 2ba56a09e4 (このIDを非表示/違反報告)
うねゆ(プロフ) - ホントですか?!墓標カッコイイですよね…!作品についても感想ありがとうございます!励みになります!! (2018年3月6日 19時) (レス) id: 2ba56a09e4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴巴 - 次元大介の墓標ついさっき見てましたwまだ見終わってないけど!作品面白いです!これからも頑張って下さい!(^▽^)/ (2018年3月6日 17時) (レス) id: ad3d79f394 (このIDを非表示/違反報告)
うねゆ(プロフ) - 畢竟無さん» 墓標知ってる人いた…!!コメントありがとうございます!(;///;)意外と深緑色もしっくり来ますよね…! (2017年3月31日 23時) (レス) id: 2ba56a09e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うねゆ | 作成日時:2015年8月11日 15時

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