FFIの世界3 (ページ6)

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綱｢よし！立向居の気持ちはよーっく分かった！俺様の必殺シュート、ドーンと受けて強くなれ！｣

｢｢｢ありがとうございます！！！｣｣｣

綱｢くぅ〜！それにしてもお前ら1年が、立向居の為に、こんな朝っぱらからよォ〜！｣

壁｢綱海さんこそこんな朝から｣

綱｢ああ、俺か？俺の朝はサーフィンで始まるんだ！
まっ、これから当分、お前達の特訓に付き合うぜ｣

そう言い、｢ムゲン・ザ・ハンドよりすげぇ必殺技編み出すんだろ？｣と立向居君に顔を近付けた

綱｢名前決めたのか？｣

立｢いえ、まだ…｣

綱｢オイオイ、頭ん中にイメージがなくて、何が必殺技だよ？ムゲンを超えた先にあるのは…ズバリ！魔王だ！
魔王をイメージするんだ！｣

そうデコに人差し指を突きつけられながら、魔王・ザ・ハンド…と呟く。
つまり魔神＞無限＞魔王って事になるのか…

綱｢そうよ！！魔王・ザ・ハンド！！！｣

エコーがつきそう。

その響きに、立向居君達も気に入った様子で｢カッコイイですね！｣と言っていた。

やっぱ男の子ってそういうの好きなのかな……？

しかし1人だけ、｢ムゲンを超えるのが、魔王？？｣と木暮君が首を傾げていた。
…分かる。ちょっと思った

綱｢そーいやあAもいっけど、Aの必殺技じゃ物足りなかったのか？｣

『ん…なんとなく皆に合わせてノーマルシュートだったんだけど……必殺技の方がいい？』

立｢えっあ…で、できれば、お願いします！｣

『分かった。容赦なく打つね』

木｢言葉も容赦なくなったよね｣

…思い当たる節があるようなないような

気を取り直して、練習を再開させる

綱｢いいか？立向居。シュートを打つのは俺とAだけじゃねえ。今まで通り、木暮達もだ｣

立｢はい！｣

綱｢五感を研ぎ澄ませ！！｣

立｢はいっ！｣

綱｢自分を高めた時、自分の目も、手も、足も、全身が技になる！

目指せ！魔王・ザ・ハンド！！｣

て事で、さっそくツナミブーストやスターボウブレイクをぶっぱなしていく。

シュートの嵐で立向居君は倒れてしまうが、｢まだまだ、お願いします！｣と立ち上がる

綱｢よく言った！！ザ・タイフーン！！｣

立｢うわあ！！｣

『立向居君っ』

立｢もっともっと、お願いします！！｣

そう言い、再び立ち上がった。
…マジン・ザ・ハンドの時を思い出すな、なんか