FFIの世界3 (ページ20)

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円｢それに、栗松と壁山と木暮も。

なんたって、あの必殺タクティクスを破ったんだからな！｣

壁｢Aさんと冬花さんのおかげっス｣

円｢2人の？｣

そう言い、僕と冬花ちゃんを交互に見た

栗｢2人が思い出させてくれたでやんす。最後まで諦めない事を｣

円｢…それじゃあ、あの時に…｣

『…べっつにー？僕なんも言ってないよ』

そして冬花ちゃんの方を見て『全部まとめて言ってくれたし』と続けた

冬｢あ、いえ…私は、ただ…｣

円｢流石はイナズマジャパンのマネージャーだ！｣

冬｢あっ…守君…｣

つーかあれテレビ映ってたんか。本格的にただの恥ずい奴だな僕

円｢よーし！残りの試合、全勝目指してまた明日から練習だ！｣

｢｢『おう！！』｣｣

夕飯も食べ、就寝までの自由時間…僕はある部屋に前に立ち、扉に数回ノックをした。するとすぐに｢どうぞ｣と声が飛んでくる。失礼しまーす、とドアノブに手をかけ部屋に入った

『どうも』

基｢珍しいね、この時間に来るなんて｣

『…まあ色々あったし、泣いてないかなと』

基｢泣かないよ。いくつだと思ってるの？｣

『こっち来る前の君にそっくりそのままお返しするよ。
はぁ…まったく年下扱いして…一応ヒロトよりは誕生日早いから数ヶ月お姉さんだよ？？』

腰に手を当てニコッと言えば、ヒロトは目を丸くさせた後クスッとを笑みを零した

基｢別に年下扱いした訳じゃないんだけどなぁ…｣

『保護者と預かる人の会話だったよ完全に』

基｢フフッ…ごめんごめん。
でも、Aの事が大事だからこその会話だったからさ。許してよ｣

『そんな事言って…どーだか』

……………ちょっと嬉しかったりして。ちょっと。いやホント、”ちょっと”ですからね