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響｢初戦の勝利おめでとう。次の試合も気を引き締めて望んで欲しい｣
｢｢『はい！』｣｣
久｢次の対戦相手はアルゼンチンだ。超攻撃型だったナイツオブクィーンとは真逆の、鉄壁の守りが身上のチームだ｣
アルゼンチン…ジ・エンパイア……テレス・トルーエ………アイツか。…次も絶対勝ちたいね
久｢さっそく明日から、対策と練習を…と、言いたいところだが｣
そこで言葉を区切り、冬花ちゃんを見つめた。円堂君が｢どうしたんですか？｣と聞くと響木さんが答える。
明日の練習はお休みらしい。
…えええマジ！？
響｢冬花君から提案があってな｣
｢｢『おぉ〜！』｣｣
円｢冬っぺが提案を？｣
冬｢凄い試合の後だから、一日休んだ方がまた頑張れるかなって…｣
その言葉に、綱海君が｢ありがて〜！！｣と腕を伸ばした。飛鷹君のリーゼントに当たってますよ。
まあ気持ちは同じだけどね！
秋｢いい感じ！マネージャーらしくなってきた！｣
春｢ですよね〜！｣
冬｢お2人が親切に教えてくれたからですよ｣
話も一通り終わったところで、夕飯に手をつけ始めた。今日はトンカツです…久しぶりに食べる
次の日。
休みと言っても、いつも練習練習だったからどうすればいいんだろう…と頭を悩ませていると、円堂君に名前を呼ばれた
円｢風丸とヒロトと遊びに行くんだけどさ、Aもどうだ？｣
『…えっ、いいの？』
風｢勿論だよ｣
基｢一緒に行こう？｣
『うん、行きたいっ』
『あ、佐久間君も来てたんだ』
最初に来たのはお土産屋さん。中に入ると、赤いペンギンのストラップを持った佐久間君を見つけた。話しかけると、振り返りA、と目を合わせてくれる
豪｢よし、これだ｣
｢『…』｣
『何あれ』
佐｢分からん…｣
豪炎寺君もいたらしい。
その手には黄色いカメのでかいぬいぐるみがあった。……買うんだ、それ…
2人して驚愕しながら、僕も青いペンギンのストラップを手にした
佐｢買うのか？｣
『うん。これ青っぽくて皇帝ペンギン2号に似てるから』
あのペンギン結構好きなんだよね。可愛いし
佐｢…そうか。なんだか嬉しくなるな｣
『ふふ…』
ちょっとは仲良くなれたかな…なんてニコニコしていると、ヒロトに｢そろそろ行くよー｣と声をかけられた
『じゃあ、また後でね』
佐｢ああ。またな｣
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作者名：ひなな | 作成日時：2023年10月29日 0時
