24*.反逆ノ躾 tngr【2】 ページ24
tnside
熱を孕んだ視線が俺を射貫く。
絡み付くようなその視線は、まさに扇情、魔性。
一瞬、息が止まるような感覚と、あとに残されるのはどうしようもない衝動と恥ずかしさ。
……求められてる？
そう頭が理解すると、感情をすっ飛ばして気づけば噛み付くようにもう一度、キスをしていた。
さっきと違って、今度は舌も入れて。
初めてだからどうしていいかも分からない。
羞恥と劣情でぼんやりする頭の中、いつもグルさんが自分にしていることを必死で思い出して。
歯列をなぞって、上顎を掠めて、舌を絡めて。
それなのにまた、グルさんは声の一つもあげない。
部屋に響くのはくちゅ、ぴちゃ、と互いの唾液が混ざる水音と、漏れ出る呼吸の音だけで。
これじゃまるでグルさんは俺に攻められているというより、受け入れてるみたいだ。
部屋に満ちるその音を聞くだけで、自分がされているときみたいな……いや、それよりもずっと、心臓が大きく脈を打つ。
結局先に俺が限界を迎えて唇を離すと、とろ、と銀の糸が俺たちの間を繋いだ。
「……っふ、グルさん、なんで啼いてくれないんですか……。」
するとグルさんはふぅ、と一つ嘆息するように息を吐くと、不敵に口角を上げて。
「こんなに顔を赤くして……可愛い狼だな。中々良い味だったぞ。」
グルさんの手が愛でるように俺の頬を撫でる。
その手が、首筋を伝って、やがて俺の胸元を誘うようにくるりと撫ぜた。
「でもまだ……足りないだろう？」
そう言ったグルさんの腕が俺の首に絡みついて、身体が前に傾ぐ。
……前に？
「今日は牙のない羊で居てやろう。さぁ……」
お前のその牙で、私を喰い破って魅せてくれ。
下から俺を見上げたスカーレットの瞳が早くと急かすように揺れた。
「…………はい…。」
結局、俺はこの人に飼い慣らされた犬でしかなかったみたいだ。
………………………………………………………………………………………………
あ……あれ…？違う……ナンカチガウ…。
すみません…折角下さったリクエストなのに
全然上手く書けませんでした…。
どんな罵詈雑言も批判も受ける覚悟で
ございます…。
tngr難しい……。練習します。
すみませんでした…………。
25*.curiosity killed the… cisha【1】→←24*.反逆ノ躾 tngr【1】
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るある。 - ラッピングしてお返しするところ、、、尊い‼️ (5月12日 1時) (
レス) @page37 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
るある。 - 最高です(・・)ﾏｶﾞｵ (5月12日 1時) (レス) @page33 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
レマ - ありがとうございます 尊いです (2023年4月16日 16時) (レス) @page34 id: a92f5b28bf (このIDを非表示/違反報告)
Labo(プロフ) - 電球ソーダさん» 返信、遅れてしまってすみません！尊いは最大の褒め言葉です…！ありがとうございます…！！ (2022年5月24日 5時) (レス) id: 34b51c2cbe (このIDを非表示/違反報告)
電球ソーダ - 尊い (2021年7月3日 3時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Labo | 作成日時：2020年4月21日 10時
