イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？2

第四十七話 ページ2

アスタ「フフフ...そーだな困ったよなぁーそんなワケで...作戦考えてくれ！オレ達四人で勝てるヤツ！！」

ゾラ「...は！？」

珍しくゾラが驚いた。無理もないか、アスタが言うことはめちゃくちゃすぎる

アスタ「お前ズル賢いから思いつくだろ！？ここからは正々堂々ズルい作戦考えてくれよ！」

貴方『うっわ超矛盾してますね、ですがいい提案だと思いますよ( ＾∀＾)』

超矛盾してる。だが、ゾラがこのチームに馴染むには絶好のチャンスだろう

ゾラ「Aまでっ...！？クソっ！さっきの黒いヤツでお前一人で倒せばいーだろーが！何でオレが...」

アスタ「残念でした〜！あの技は一度使うとインターバルが必要なんだなこれが！」

ゾラ「何で嬉しそーなんだよクソガキ！頭オカシーんじゃ『お前が一人で突っ走るからだろう？』ぐっ...」

貴方『...アスタが恐らく言いたい事を直訳する。私達はチームだ、別に昨日から罠を張ろうが構わない。だが、私達にもそれは知らせてくれ。いいな？』

ゾラ「...オマエがそこまで言うなら...」

アスタ「Aさんの言う通りだ！オレはここにいるスゲーヤツと協力して、スゲーヤツに勝ちたい...！」

ゾラがアスタと私を見つめる。何を考えているのかは大体検討がつく、ザラさんの事でも思い出しているはずだ

アスタ「しかも今の対戦相手には珊瑚の孔雀の副団長ってゆーとんでもねー人がいる！！こりゃー鎬を削らねー手はねーぜぇぇぇ！！！」

貴方『...私達にはオマエが必要だ。そしてオマエも私達の協力が必要だろう？』

ゾラが私達を見つめながら目の前まで歩いた来た、するとゾラに向かって指を差していたアスタの指を強く握った

アスタ「いでーーーーっっ！何すんだテメーコノヤロ...「王族と仲良く鎬を削る気はねーが
...」お？」

ゾラ「オレはオレの目的の為に...しょーがねーからテメーを利用してやるよ、クソチビ...！！Aも啖呵切ったならオレに協力しろよな！」

貴方『あぁ勿論だ、全力で協力しよう』

アスタ「へへっ！一緒に戦うんならそれでいーよイカしたマスクヤロー！！」

ゾラ「....ケッ」

ゾラが私達の言葉を聞くと大きくため息をついた。やっとチームプレイができそうだな

ゾラ「知っての通りオレの魔法属性は灰だ。得意とするのは罠魔法...ただ前の試合みてーな大規模な罠はすぐには仕掛けられねー...」

貴方『そして、大きな罠を仕掛けるには時間と魔力がかかり、それに威力も比例する...だから徹夜したのか？』

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