イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？2

第七十八話 ページ33

ゾラ「...そうゆう口説き文句どこで覚えてきてんだよ...///」

貴方『お前に会えない間色々勉強したからな、私は一応真面目なタイプだから』

当時十何歳の私が今の年になるまで勉強し続けてればこれぐらいの知識は余裕でつく

ゾラ「それにしても、何で...耳に...？///」

貴方『ん？お前は知らなくて良い、まぁ知りたいならヤミにでも聞いてくれ』

昔本で読んだことがある。手の上ならば尊敬のキス、額の上ならば友情のキス、頬の上ならば厚意のキス、唇の上ならば愛情のキス、瞼の上ならば憧憬のキス、掌の上ならば懇願のキス、腕と首ならば、欲望のキス、さてその他は狂気の沙汰...だったかな？

ゾラ「教えてくれてもいいだろ！気になる！」

貴方『ふわーぁ...眠い眠い、このまま一緒に寝ようか...(。-ω-)zzz』

ゾラ「はぁ！？///流石にこの体制は...///って寝るな！！起きろって！！」

貴方『...ｽﾔｧ(´ω｀ )zzZ』

ゾラには悪いがもう限界、酒も入ってるし魔力もないし...

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ゾラside

ゾラ「...こいつ本当に寝やがった...誰か来たらどうすんだよ...」

Aはオレの首元に顔を近づけて眠っていた。オレを抱きしめている手を外そうとしても力が強すぎて外せない

ゾラ「んー...仕方ない、か...」

ゾラはAの髪をわしゃわしゃと撫でる。少しの間撫でていると大広間に続く長い廊下から足音が聞こえてきた

ゾラ「誰か来たか...まぁいいや、面倒くさ」

この状況を見て何か言われてもオレには言い訳なんて思い浮かばねぇし...嫌でもねぇし///

？？「...相変わらずイチャコラしてんなぁ...見てるこっちが恥ずかしいわ」

ゾラ「うっさいスよ...ヤミ団長、何しに来たんスか」

廊下から来たのはヤミ団長だった、茶化しに来たなら帰って欲しいんだけど...

ヤミ「えー？塩対応過ぎない？わざわざ見に来てあげたのに〜」

ゾラ「ご心配どーも、この通り何にも無いので帰ってドーゾ...あっ待った！」

そう言えば疑問に思った事があったんだった！ヤミ団長なら知ってるかも知れねぇ！

ヤミ「帰って良いのか駄目なのかどっちだよ！何！？」

ゾラ「実は...その、さっきAに...き、キス？されたんスよ...///」

ヤミ「あ？ノロケか？...された場所は？」

ゾラ「流石経験豊富なヤミ団長！それを聞きたかったんスよ！」

女性経験の多そうなヤミ団長に聞いて正解！場所から聞いてくるとか分かってんな！

ゾラ「耳っス、何か意味でもあるんスか？」

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