第二十二話 ページ24
ユリウス「いやいや迷惑だなんて!その子とても面白いし可愛らしいからね、私は好きだよ?その子」
ゾラ「...そーですか、そんじゃ失礼しまーす」
ゾラはAの事を抱き上げてその場を早足に去った
ユリウス「...ヤキモチかな?二人とも可愛いなぁ」
ゾラside
ゾラは座ったまま箒に乗り、Aをアジトまで運んでいた
ゾラ「まさか倒れるとは誰も思わなかったな、上で見ててよかったな」
そう、ゾラは老婆がユリウスへと変わる瞬間位からずっとA達を見ていたのだ、だから急な事があっても対処ができた
ゾラ「...そういやぁ昔もあったな、一回だけ」
ゾラが膝に乗っているAの頬をつつく、だが一向に起きる気配がない
ゾラ「確か父さんは魔力が不足しているからって言ってたな...コイツまさか、言霊使う時にも魔力使ってんのか?」
その可能性は十二分にある、そもそも身体を作り替えて男や女になれる事が可笑しいのだ
ゾラ「...この事はヤミのダンナに話しておいた方が良さそうだな」
ゾラは黒の暴牛のアジトへと急いだ
ゾラ「...とっ、よし」
ゾラ箒から降りAを担ぎ上げから、ヤミの部屋へ向かった
ゾラ「ヤミのダンナ、入るっスよ」
軽く扉を叩いてからゾラはヤミの部屋の扉を開けた、その瞬間、ヤミの刀が飛んできた
ゾラ「ひっっ!!危ねぇ!!」
ゾラは飛んできた刀を間一髪で避ける
ヤミ「おいおいうるせーよ、今何時だと思ってんだこのヤロー」
ヤミはソファーからむくりと起き上がる
ゾラ「五月蝿いからって刀を飛ばしてくる奴がいますか!?Aにも当たる所だったじゃないっスか!」
ヤミ「お?おいおいゾラくんよぉ、せめて女何だからお姫様抱っこ位はしようぜ?担ぐのはちょっと雑だぞ?」
ゾラ「よけいなお世話ですっ!///そんな恥ずかしい事が出来るかっ!」
箒に乗ってた時は仕方なく膝に乗せたけどそれ以上は無理だ!///
ヤミ「んでそいつどうしたの?気絶してるけど」
ゾラ「...実はコイツ、言霊使ってる時にも魔力が消費されてるらしいんっス、さっき魔法帝の目の前で女に戻った時に魔力切れで倒れたんスよ」
ヤミ「ほぉー?じゃあ俺のベッド置いといて」
ゾラ「はいよ、あとあんまりコイツに言霊を使わせないで下さい、昔も倒れて二、三ヶ月起きなかったので」
ヤミ「えっ?じゃあ俺の部屋で眠り姫状態になんの?」
ゾラ「...毎日様子は見に来ます、頼みましたよ」
そう言ってゾラはヤミの部屋から出ていった
ゾラside終了
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kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!コメント有り難う御座います!私もゾラが本当に大好きです!私の小説で一人でも喜んでいただけるようにこれからも頑張ります!本当に応援有り難う御座いますっ!! (2019年5月19日 7時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - 私もゾラ君大好きです!素敵なお話をありがとうございます (2019年5月19日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» コメント有り難う御座います(*´ω`*)これから頑張って活躍してもらいます!私の少ない文章力をフルに活用して! (2019年5月17日 22時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ゾラこれから大活躍しそうですねー (2019年5月17日 22時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» その死んだ目を好きっ!!なんかあの無気力というかやる気の無さそうな所もまた好きなんですよ!ブラクロのアニメの最新話で私ずっと悶えてました(^o^;)コメント有り難う御座います! (2019年5月17日 6時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月3日 14時