第四十二話 ページ46
貴方『...ゾラ、何か罠(トラップ)仕掛けてない?』
私は二人が敵の地点から中距離ほどになってからゾラに聞いた、するとゾラは目を瞑ったまま答える
ゾラ「昨日この会場に罠仕掛けまくっといたんだよ、だから多分あのクソチビ辺りが引っ掛かっるはずだから...ほらな」
ゾラが目をゆっくりと開ける、ゾラの視線の先を見るとアスタが罠にかかり、行動不能になっていた
貴方『流石にあれは不味いだろ!間に合うかっ!?』
私は直ぐ様駆けようとした、だかゾラに止められてしまった
ゾラ「いーから見てろ、ほれ」
ゾラが指を差した方をまた見る、するとアスタに気をとられたミモザが三方向から魔法を放たれていた
ゾラ「よっと...残念だな。まだ罠はあるんだよ!」
ゾラは魔導書を開き何かを呟く、するとアスタ達が魔法に当たる一歩手前の所で三つの魔方陣が発動した
貴方『あっ!カウンター仕掛けてたの!?』
ゾラ「ご名答、あれで終わりかなー?」
ゾラの仕掛けた罠はカウンター系の罠。向かってきた三方向からの魔法を全て吸収し、来た方向へと返した
ゾラ「A、行くぞ。アイツらのクリスタルを破壊しに」
貴方『はいよー【アスタ達の元へ】!』
私は言霊を使ってアスタ達の元へ移動した。いわゆる瞬間移動だ。言霊にはこうゆう使い方もあるらしい
ゾラ「キシシ...うまくいったみてーだなァ」
貴方『でも流石上級魔法騎士ですね、さっきのでクリスタルも壊れると思ったんですが、クリスタルの破壊を防ぎ自分の意識も保っています』
ゾラ「まぁクリスタルもアンタもどっちも虫の息みてーけど」
私はアスタの横に座り治療をする、地雷系の魔法は回復が遅いから。
ミモザ「これは...いっ、一体どういうことですか...!?」
貴方『見ての通りです、カウンター系の罠で全ての魔法を跳ね返して止めを刺しに来ました』
アスタ「...Aさん、アイツとは一体どういう関係なんスか?」
アスタは不機嫌そうな顔をして私に聞いてきた、不機嫌の理由は多分ゾラが現在進行形で敵を罵っているからだろう
貴方『...秘密、ほらもう終わるから。両方ともね?』
私がアスタの治療を終わらせると同時にクリスタルの砕ける音が聞こえた
審判「クリスタルの魔力途絶を確認!Bチームの勝利!」
審判の終了の合図と共にゾラがこちらに戻ってきた
ゾラ「いや〰️お疲れお疲れ。いいチームプレーだったなぁ?見事な囮役ご苦労さん見たかよアイツの顔、オレが壊さねーと一瞬思ってやんの」
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kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様!コメント有り難う御座います!私もゾラが本当に大好きです!私の小説で一人でも喜んでいただけるようにこれからも頑張ります!本当に応援有り難う御座いますっ!! (2019年5月19日 7時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - 私もゾラ君大好きです!素敵なお話をありがとうございます (2019年5月19日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» コメント有り難う御座います(*´ω`*)これから頑張って活躍してもらいます!私の少ない文章力をフルに活用して! (2019年5月17日 22時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ゾラこれから大活躍しそうですねー (2019年5月17日 22時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» その死んだ目を好きっ!!なんかあの無気力というかやる気の無さそうな所もまた好きなんですよ!ブラクロのアニメの最新話で私ずっと悶えてました(^o^;)コメント有り難う御座います! (2019年5月17日 6時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kokomi412 | 作成日時:2019年5月3日 14時