キセキという名の命

story9 ページ9

臣side


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


臣「涼太〜。治療室行こうな？って寝てるの？」


今日は涼太の治療の日。


亜嵐と龍友が体調崩したとき俺と隆二が涼太を


無視してたりしてたから、話してくれなくなった


涼太。


今日もやっぱり話してくれなかった。


そんな中での治療は心配だけどやらないといけ


ない。


臣「涼太〜。起きて？」


涼「、、、、」


やっぱり起きてくれないか。


寝てるときにやるってのもあるんだけど


勝手にやると怖くなって全然話せなくなる子もい


るから。


また、起きてるときにしよう。


臣「もぉ〜。しょうがないな。次にしよっか。」


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


本当はやりたいんだけど次にする。


次は無理にでも起こして治療しないと。


隆「あれっ臣、涼太治療するんじゃなかった？」


臣「それがさ〜涼太寝てたんだよ。」


隆「それ本当か？治療受けたくないから寝てるフ
リしてるんじゃない？」


臣「まぁ、つい最近あんなことあったからな。」


隆「俺、起こしてくるわ。」


臣「えっ、いいよ隆二。次にしよ？」


隆「でもそうやって延ばしてたら涼太と話せない
ままだよ？」


臣「そうだよな。じゃあお願い。」


俺は隆二に任せることにした。

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