2、みんな集合。 ページ46
ぴょこぴょこと上で束ねた髪が跳ねる姿はさぞ滑稽だろう…。いっそ笑ってくれ…ワラッテ…。
まぁ、隣でルンルンと歩く黒子(元凶)が楽しそうだからいいか…(遠い目)
「Aちゃん、ここやって」
ぽけッーと黒子の後をついていけば、いつの間にか見たことのある扉の前まで来た。やべ、何も道覚えとらんわ。逃走経路も確認出来んかったし…詰みましたわ！
黒子と仲良く(不本意)扉の前でワイワイしていると、重厚感のある扉がギィィ…と音を立てながら開いた。
中を覗けば、昨日見たことのある紫やら青やら緑やら…なんか色とりどりの奴等が円卓していた。
「やっと来たか、入れ」
いや、入りにく過ぎぃ〜〜！え？こん中入るん？嫌ですわ〜…！注目されてるの好きや無いんやって…だって人見知りだもん…ぐすん。
え、キモい？ウッス、ちゃんとしますわ…。
部屋に足を入れれば、ピリリとした空気が肌を刺す。一瞬足が止まるがここで止まるのは負けな気がする…怖い時ほど前へ出ろ、前を向いて笑ってしまえ！謎の反骨精神で前へと足を進めていく。
「…ほぅ？進んでくるか。」
クツクツと可笑しそうに笑う男は、机に肘を起き手を組む何処ぞの総司令官みたいになっている。丁度眼鏡掛けてますし、偉い地位の方ぽいしもう某総司令官にしか見えてこん…。
｢さて、一応もう一度自己紹介と行こうか、我々国総統のグルッペン･フューラーだ。ここにいる奴らの紹介は追々しよう。」
さて、君達は？
簡潔に淡々と紡がれる言葉は、硬く冷たく距離を感じる。いや、むしろウェルカムな雰囲気だと困惑するんですけどね？
｢A、心は永遠の15歳。最近よく分からん何処ぞの神のせいでこの国でお世話になります。｣
しゃ〜す。と気の抜けた挨拶をすれば、隣から倒れる様な音がした。見れば黒子が泡を吹いてる倒れていたので、ソッと手を合わせナムナムしとく。おまえは…いいやつやったで…仇は取ってやるさかい…。
「いや、どちらかと言うと貴方のせいでは？」
…ソンナコト、ナイヨ〜〜〜！キノセイダヨ〜〜〜！
ブフォと何処かで誰かが吹いた。
2、みんな集合。
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きな粉大使(プロフ) - soragirl3008さん» ひょえー！コメントありがとうございます！期待に応えれるような作品が書けれるように頑張ります！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: 816a82456a (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - 続編っ！ヤッター！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉大使 | 作成日時：2019年9月2日 16時
