その24、真実とは。2 ページ41
前回までのあらすじ〜
突如現れた神様(自称)曰く、元の世界には戻れない。
唯一の救いが私の存在が無かったことにされているぐらい…。
ハァ〜？シリアス展開気味じゃん…。牛乳掛けて食べとこ…。
しかも自分たちの誤ちを揉み消すとか…とんだ野郎である。人間臭いぞ…やっぱり自称神様なのだろうか。
「っとまぁ、こんなものです。」
ではでは〜とドロンしそうなので待ったをかける。
いや、何がこんなものや…。もっと教える事があるでそ〜〜？
万国共通(異世界での共通も可笑しなものか？)で生きていく為には、矢張り情報は欠かせない。
情報は身を守る為の武器にもなるが、身を滅ぼすのもまた情報だったりする事もある。
だから情報の売買は高額であったり漏洩すれば問題になるのだ。みんなも情報漏洩には気をつけような！
さて、腐っても神なら、この世界の事を何でも知っとるやろ…！受け身的で気にくはないが取れるものから採取しとかんと…。しばらくは監視の目があって動けんだろうしな！
「うーん、いいですよ？でも出来るだけ手短にお願いしますね」
「おん、いやさ、技術的に発達してたり遅れてたりするのは何でかなぁ〜って」
私たちの世界ではトランシーバーや洗濯機がある頃には世界がドンパチパパパなことやってたし、車とか飛行機とかもあった。基準が自分の世界しか無いからアレだけど可笑しい。
「
曰く、この世界は一度あり得ないほど発展していたが、天災により人口は6割以上減少し天災による影響で土地は枯れ人が再び住めるまで長い時間を要した。
天災が起こった時には既に最先端の機器は使い物にならず、住めるようになった頃には技術者も亡くなり再現不可の状態。
しかし、全てが滅んだ訳では無い。奇跡的に残っていた機械などが存在していたり、発掘し発見してこんなちぐはぐな事になった様だ。
「まぁ、宴もたけなわではございますがお暇しますね？」
そう言ってやつはフワリと裾を翻し消えていった。
密かに息を吐き再びベッドに埋もれ、目を閉じる。
ー元の世界には私がいない事になっている。その事実に安堵した。親には申し訳ないが元気でやっていくから許してね！
…そう言えば黒子に貸したベーコンレタス本達は如何なったんだろう。
…気にしちゃﾀﾞﾒﾀﾞﾖﾈ！
その24、真実とは。
ーー神のみぞ知る。
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きな粉大使(プロフ) - soragirl3008さん» ひょえー！コメントありがとうございます！期待に応えれるような作品が書けれるように頑張ります！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: 816a82456a (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - 続編っ！ヤッター！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉大使 | 作成日時：2019年9月2日 16時
