フライング5000hit！ ページ40
5000hitキリがいいですね。お気に入り登録も20人となって狂喜乱舞です…！
え、4500hit…？何のことやら。
〜紫色の恋弐〜
ゴミに出せますか？の後。
「〜♪」
男は機嫌が良さそうに鼻歌まじりに狭く暗い道を歩く。革靴を石畳にぶつけこつりこつり、とわざとらしく音を立てながら歩いている。
そんな男の手にはまだ硝煙が立っている銃が握られており、今し方発泡されたと推測ができるだろう。
ーーこつり
男の足音がピタリと止むと同時に鼻歌も止まった。
目の前には先ほど奇襲を掛けてこようとした男がおり、両足には銃痕。立つことが難しいのか這ってでも距離を取ろうとしていた。
「…なにそんなに怯えとるんですか？」
さっきまでの威勢はどこいったんですかね？
煽る様に男は笑う。しかし、その目には少しの光もなくただドロリとした紫で彩られていた。
カチ、安全装置を外す。
ガタガタと震え始めた目の前の男に笑いがこみ上げてきて思わず笑ってしまう。
そんな異質さに男は萎縮しさらに縮こまってしまった。
「…アホなんですか？人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られろって聞いたこと無いんですか」
眉間に銃口を当てればいよいよ泣き始めた男は、途切れ途切れに命乞いを始めた。
「た、たすけ…！俺には妻がッ！」
「だから？」
パァンと音が鳴り響く。
ビチャと赤をぶちまけて絶命する男を静かに見下ろした。どくどくと拍動を打つ様に血が流れている様をぼんやりと見続ける。
ーそう言えば彼女の瞳も真っ赤だったなぁ。
彼女を思い出し1人微笑む。
彼女も自分のことを思い出して貰えたら嬉しい。そう思いながら踵を返した。
▽鼻歌歌ってほしい。
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きな粉大使(プロフ) - soragirl3008さん» ひょえー！コメントありがとうございます！期待に応えれるような作品が書けれるように頑張ります！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: 816a82456a (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - 続編っ！ヤッター！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉大使 | 作成日時：2019年9月2日 16時
