その13、常に優雅たれ。2 ページ20
壁を潜り抜け、しばらく走る。
出て来た兵士を千切っては投げ、千切っては投げを繰り返していた。
完全にリズムゲームだドン！オラァ！連打やぁぁぁあ！！
ついでにナイフも拝借しちゃう♡
え？手グセが悪い？うるせ！放っとけ！
「…んぁぁあ…。よく寝た…。」
おっと、ようやくお目覚めか…。
キョロキョロと辺りを見渡し、スン…と何か悟り開き始めた。やめろ、人の肩で悟るな。
「…今どう言う状況かkwsk…！」
「おーけ、今リアル鬼ごっこ中！佐藤さんお逃げくださァーーい！」
「なるほど、わからん」
とりあえず、降ろしてちょんまげ。と言われたので、前方に向かい思いっきり投げる。
オラァ！自分で走るんだよ、あくしろよ！
「ちょ…ぁぁぁあ！！」
…黒子。お前はいい奴だったよ…！
走馬灯のように駆け巡る思い出ーー、そういえば貸したベーコンなレタス本返してもらってないわ…。絶許。
「親友対する扱いが酷すぎる」
撃沈したかと思っていたが、いつの間にか隣を走っていた。やめろよ、仲良いと思われんだろ！
▽▲
しばらく走っていると
「あー！おった！こちらロボロ！南東廊下爆走しよる！至急応援してくれ！」
▷あ！ やせいの ホビット が あらわれ た！
まじで角から急に飛び出したら危ないでしょ！
めっ！いけません！そんな悪い子にはーー
「いけッ！黒子！ダイレクトアタック！」
それ違うカードゲームだから！なんて言いながら、光差す道となれ！と言っている辺りアイツは時速250kmで走る蟹を見ていたに違いない。
ここで疑問。
Q.ダイレクトアタックってどうするの？
教えて！A先生！
A.ぱふぱふじゃね？
「つー訳で、心で思った瞬間に！行動はすでに終わっている！」
ドン、とホビットに向かい黒子を突き飛ばす。
は？と戸惑う声を聞きながら、行く末を見守る。
そう、ホビットがぱふぱふされる瞬間をな！
刹那、絶叫が響き渡る。
今日もA先生は危機を救ったのでしたまる
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きな粉大使(プロフ) - soragirl3008さん» ひょえー！コメントありがとうございます！期待に応えれるような作品が書けれるように頑張ります！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: 816a82456a (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - 続編っ！ヤッター！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きな粉大使 | 作成日時：2019年9月2日 16時
