500hitだよ！やったね！2 ページ19
ひょいと持ち上げられゾムの顔が近くなる。
フードで普段は見えない顔が見えて、少し照れてしまう。
顔がいいんじゃ〜！顔が。
運ばれる中ずっとゾムの顔を見ていると、何見とんねん、あほ。と照れられた。お前…あざといぞ！
「ちゃーす！ゾム宅配便でぇーす！」
くられ先生の研究室の扉をガンガン叩くこいつはきっとバーサーカー。おい、扉凹んでんぞ。
「はーい、呼んだかーい…って…アレ？」
子供…？まさか、Aちゃんとの…？
おい、ちげーよ。ゾムもぽぽぽっと顔赤らめるんじゃねぇよ、何がええなぁや…やめろ！
「えぇ⁈Aちゃんが飲んだヤツ逆行薬じゃん！」
今解毒薬無いよー⁈今から作っても半日くらい掛かるけど大丈夫？
…よし、今日は部屋に閉じこもっていよう！夜の定例会議には間に合うだろう。今日はごろごろするぞ！
「何て思っていた時がありました。」
今食堂なう。あの後、クソゾムニキが腹が減ったから食堂に行こう、と言って私を担いだまま食堂に行ったんじゃ…。周りの目が痛い！
「…！…ぞぞぞゾムさん。その子は…？」
にじりにじりと距離を詰めてくるのはショッピくん。こいつ…いつの間に距離を詰めてたんだ…。
かくかくしかじかで説明すると、雷に打たれたかのように驚いていた。
え、そんなに？顔そんなに変わらなくない？
「…ゾムさんの膝の上やと硬くてアレですから、俺の膝の上の方がいいですよ。」
ひょい、とゾムの膝からショッピくんの膝の上へ移動させられる。ゾムがアッー！お前！と喚く中ショッピは誇らしげな表情だった。
「Aさん、これ美味いですよ」
はいアーン。いや、あーん♡ちゃうわ！やめろ！普通に食えますぅ！流石に箸は持てないのでスプーンで掬って口に運ぶ。
くっ…コントロールまで逆行してるのか上手く掬えなかったが食べれたぞ！
ふふん、私もやれば出来るだろうと、ドヤ顔で見上げれば真顔で録画しているショッピがいた。
ひぇ、怖！
もぅゃだ！早く戻りたい！
この後、ロボロさん達とまた一悶着あるのだが、それはまたの機会に。
500hitごとに記念話を設けていきます。
ifだったり日常編だったり。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きな粉大使(プロフ) - soragirl3008さん» ひょえー！コメントありがとうございます！期待に応えれるような作品が書けれるように頑張ります！ (2020年2月9日 7時) (
レス) id: 816a82456a (このIDを非表示/違反報告)
soragirl3008(プロフ) - 続編っ！ヤッター！楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2020年2月9日 7時) (レス) id: 7bebdbe9d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きな粉大使 | 作成日時：2019年9月2日 16時
