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◎ In the room. ( 紫× ) # ページ5

tk side





「ゆーやっ、」


「はいはい」


「んっ...ぁ、だめぇ...っ」




その甘ったるい声を聞くのはもう何回目だっけ。

薄暗い部屋の中で、お互いを確かめ合うように身体を重ねる。

頬どころか顔全部を真っ赤に染めて俺の下で乱れる圭人は、今まで抱いてきた誰よりも可愛い。

俺はメンバーをそういう目で見たことはないけど、まさかの圭人からの望みでこの関係になった。

なんで俺なんだって思ったけど、それを聞いたところできっとこの関係は変わらないから今さらどうでもいい。




「もっと...っ、」


「...っは、」


「あ、やぁ...っ、!」


「声出すとバレるよ?いいの?」


「...っ!」




ハッとしたような顔をして圭人が慌てて口元を抑えたのをいいことに、一気に奥まで突き上げる。

一瞬だけ身体を震わした圭人は、そのままぐったりとした様子で俺の首から腕を下ろした。

ここはみんなのいる楽屋。




「涼介、水買ってきてよ」


「は?...ごめんなんでもない行ってきます」


「あ!俺のもよろしく!」


「いのちゃんはおしるこね。
いってきまーすっ」


「なんでだよ!おい!待っ...あー...」


「ふふん、いのちゃん自業自得ぅ」


「今度飯行ったらぜってートマトしか食わせねえ」




...の、隣の楽屋。

山田が出ていったらしい隣の楽屋の扉が開いたり閉まったりする音にもいちいち圭人はびくっと反応する。

それはきっとバレたらダメだって思ってるからだろう。

うーん、確かにバレたらやばいかも。

でもそんなスリルがあった方が余計に燃え上がる。




「もー...衣装汚れちゃう、」


「とか言う割にはいつも乗り気だよね」


「そ、そんなこと......あるかもしれない」


「あるのかよ!」




乱れた服や髪を整えても圭人の顔はまだ赤い。

このままじゃバレちゃうから、いつも自販機に寄って飲み物買ってから行くのがいつものコース。

コースってなんだよって感じだけどほんとにそうだからそれ以外の言いようがない。

しばらくして、山田が楽屋に戻ったらしいタイミングを見計らって俺たちは楽屋を出る。

あー、明日は何をしようかな。





End.

-------------

リクありがとうございました!
初めてたかけと書きました!
そして案外好きかもしれないと今さら気づいた

◎ パパとママと子供と ( 青× )→←。



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わたなべ(プロフ) - けーとにゃんloveさん» リクありがとうございます...!遅くなるかもしれませんがしばらくお待ちくださいませ(>_<) (2018年3月2日 21時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
けーとにゃんlove(プロフ) - リクエスト失礼します!やぶけとで甘々なお話が読みたいです!!遅くなっても大丈夫ですので、お待ちしています!! (2018年3月2日 1時) (レス) id: 2a608d2044 (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん。(プロフ) - 了解しました!気長に待っていますね。 (2018年2月23日 19時) (レス) id: 99f1ea0a16 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - はるにゃん。さん» リクありがとうございます◎ 今回公開したのは別の方のリクエストなのでまた後日お書きいたします...! (2018年2月23日 16時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん。(プロフ) - ひかけとでお願いします。 (2018年2月23日 0時) (レス) id: 99f1ea0a16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたなべ | 作成日時:2018年1月22日 19時

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