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なかなか呼ばれない。
多分私はもう脱落したんだ。
だって、ソンウンさん呼ばれたし…
ウジンも呼ばれた。
あの、話してみたいなぁと思ってたジニョンくんも。
ドンホさんまで呼ばれた。
だから私はきっともう呼ばれない。
BoA「10位
アンA練習生!」
あれ、今私の名前呼ばれた…?
おかしい、なんで?
近くに座ってたデフィがヌナ立って!って
言って私を立たせた。
『嘘…何かの間違いじゃ…』
みんなの前を通るとみんな、
頭をポンポンと撫でておめでとうと言ってくれる。
BoA「大丈夫?話せそう?」
『はい…』
BoA「すごく驚いてるみたいだけど、どうして?」
『1回目の順位が22位だったので、
こんなに急に順位が上がると思っていなくて…
だから私はもう脱落したんだ、
諦めて気持ち切り替えて
みんなにおめでとう言わなきゃって
そう考えてたので…』
BoA「なんで10位になれたと思う?」
『一緒に練習をしてる
練習生達のおかげだと思います。
それに、国民プロデューサー様が私を見てくれる
機会が増えたのかな、と思います。
見てくれているってことがこうして
形になって現れるともっともっと頑張らなきゃなって
そう思います。
ありがとうございます、もっともっと頑張ります』
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作者名:Blue Star | 作成日時:2021年6月23日 0時