検索窓
今日:6 hit、昨日:39 hit、合計:13,082 hit

30 ページ30

ステージが終わり、


例の部屋に入れられた。


カウントダウンが始まってギュッと目を閉じる。


膝の上で握った拳に左隣から手が重なった。


左はダニエルさんだったよね…


私の名前は最後の欄に書いてあって、


数字が開示されると思うとまた目を閉じてしまった。


怖くて目を開けられない。


ダニエルさんの手に力が込められた気がした。


ダメだったのかな…



ジョンヒョン「A、目開けな?」


『無理です…』


SW「いつまでも見ないつもり?」


ヒョンビン「見ないと後悔するよ?」


JW「A、大丈夫だから」



顔を上げ、片目ずつ目を開けると私の数字は


想像の遥か上を行っていた。



『あ…』


MH「おめでとう」


『ありがとうございます…』



ダニエルさんの数字が2班の中では1番低かった。


その事に胸が痛む。


未だに私の拳に重なっている手。


拳を開きひっくり返して、


指を絡ませてギュッと握った。



『ありがとうございます、みなさんのおかげです』


DN「堅苦しいな…笑」


『感謝してます本当に…』



私の事を応援してくれる人がいたんだって


本当に嬉しかった。

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:WannaOne , produce101 , ワナワン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Blue Star | 作成日時:2021年6月23日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。