【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ33)

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オシャレ【豪快/黄＆桃】ページ33

地味で影の薄い私には命の恩人がいます。ザンギャックに襲われそうだった所を宇宙海賊であるルカさんとアイムさんが助けてくれたんです。

その為、ルカさんを通じてマーベラスさんに何度もお願いして今はゴーカイガレオンで料理を作ったり家事をしたりみなさんの怪我の処置をしたりしている。

ル「ねぇ、A?イメチェンしてみない?」

『…?イメチェン…ですか?』

ル「そ!イメチェン!アイムもそう思うでしょ?」

ア「そうですね。Aさん可愛いのにオシャレしないのは勿体無いですわ」

2人と違ってオシャレやイメチェンなんて今の私には程遠い言葉だと思う。

『お、オシャレしても私似合わないかと…』

「「そんなことない!/ありませんわ!」」

『ひぃ…!』

ル「さぁ!やるわよ!」

ア「楽しみですわ♪」

ルカさんの合図と共に私は2人に部屋まで連行された。部屋へ着いてはクローゼットを開ける2人。

ル「……地味すぎね」

ア「お化粧品もありませんね…」

『……あはは…いつもすっぴんに伊達眼鏡なので…』

ル「まあ、化粧しなくても可愛いけどねー」

私の眼鏡を外して顔をまじまじと見てくる2人。そして、ルカさんアイムさんは頷いて自室から服を持ってきて私に合わせていく。

ア「とてもお似合いです♪」

『派手じゃないですか…?』

ル「なーに言ってんの!これくらいがちょうどいいんだから!次はお化粧!」

『あぅ…』

背中をパシッと叩かれ、ドレッサーの椅子へ座らせられる。じっとしててと言われること10分。