【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ31)

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眠り姫と悪戯心Ⅱ ページ31

やっぱり何をしても起きないんじゃないか…と彼女の瞼を見つめた。その時だった…ゆっくりと瞼が開いて目と目が合う

『……ん、スティンガー…?』

ス「…?!」

あの話は本当だったのか…
小さな欠伸をして目を擦る彼女。

『…おはよ…』

ス「…あぁ…いつから起きてたんだ?」

『今、だけど…?』

ス「そ、そうか…」

バレたのかと思った。すると、彼女が俺の服の袖を引っ張って聞いてきた

『スティンガー…私が呪いにかかってで目が覚めなかったらどうする?』

ス「……そんなの助けるに決まってるだろ」

『えへへ、そっか…夢で見たんだ。呪いで眠ったままの私にスティンガーがチューして目を覚ましてくれるの。』

ス「……」

『スティンガーがチューしてくれるなら私眠ったままでも…ｯ?!』

そんな可愛い事言うな。俺はソファーから起き上がってきた彼女をもう一度ソファーへと押し倒した

『…どうしたの?スティンガー…?』

ス「好きだ…お前が眠ってても眠ってなくても他の誰でもない俺がAにキスしてやる」

『…ｯ…私も好き…チューしてくれる…?』

ス「あぁ…」

彼女の頬撫でた後顎へ手を添え唇を重ねた。

(はｯ…ん…スティンガーこれ以上はダメ…)
(……なんで?)
(…小太郎…見てるから…)
(…あ、兄貴…ごっごめん!邪魔しちゃって!俺、忘れ物しちゃって…)
(はぁ……A続きは部屋で)