【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ21)

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夏祭りⅡ ページ21

メ「…すまない、君を傷付ける事をしてしまって」

『ううん、気にしないで』

メ「後、だな…俺もAと同じ気持ちだから…」

『え?同じ、気持ち?』

メ「とぼけるなｯ!」

キョトンと首を傾げる私に怒鳴るメルト。同じ気持ちというのが理解できなかった私をグイッと引き寄せてそのまま唇に柔らかい感触が…

メ「こういう事!わかったか?!」

『…ふっ…あははｯ』

メ「なっ…笑うな!…それ以上笑うとまたキスするからな」

いいよ、と答えたら彼はため息を吐いて君には敵わないな。なんて言われたから私から彼にそっと触れるだけの口付けをした。花火の音と共に。