愛し子が25人 ページ9
前の続きです!
キリ悪くてすみません(--;)
突然始まります。
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敦side
太「経営が傾いたからって養護施設が児童を追放するかい?大昔の農村じゃないんだ。
いや、そもそも経営が傾いたんなら一人二人追放したところでどうにもならない。半分くらい減らして他所の施設に移すのが筋だ。」
敦「太宰さん何を云って……」
その次の瞬間、何故か僕は満月の月を見た。
太「君が街に来たのが2週間前、虎が街に現れたのも2週間前。
君が鶴見川べりにいたのが4日前、同じ場所で虎が目撃されたのも4日前。
国木田君が云っていただろう。『武装探偵社』は異能の力を持つ輩の寄り合いだと。巷間には知られていないがこの世には異能の者が少なからずいる。
その力で成功する者もいれば……力を制御できず身を滅ぼす者もいる。
大方施設の人は虎の正体を知っていたが君には教えなかったのだろう。
君だけが解っていなかったのだよ。
君も『異能の者』だ。
現身に飢獣を降ろす月下の異能力者……」
NOside
すると虎になった中島敦は太宰治に飛びかかった。
それをひらりひらりと太宰はかわす。
太「こりゃ凄い力だ。人の首くらい簡単に圧し折れる。」
太宰は至って冷静に云う。
かわしていると太宰の後ろはもう壁だった。
太宰は追い詰められたかのように思われた。
太「獣に喰いコロされる最期というのも中々悪くはないが、
君では私をコロせない。」
太宰が虎に触れると敦は元に戻った。
太「私の能力はあらゆる他の能力を触れただけで無効化する。」
すると太宰は敦のことを受け止めた。
しかし……
太「男と抱き合う趣味はない」ポイッ
すると国木田が倉庫に到着した。
国「おい太宰!」
太「あぁ遅かったね、虎は捕まえたよ。」
国「……!その小僧…じゃあそいつが……」
太「うん、虎の異能者だ。変身している間の記憶がなかったんだね。」
国「全く……次からは事前に説明しろ。肝が冷えたぞ。」
太宰の書いた紙には『十五番街の西倉庫に虎が出る。逃げられないよう周囲を固めろ。』と書かれてあった。
国「おかげで非番の奴らまで駆り出す始末だ。皆に酒でも奢れ。」
すると数人の人達がでてきた。
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リンリィ(プロフ) - なにかの手違いで似てるやつが2つ作られちゃってます!混乱するとは思いますが何卒ご容赦をください。 (2020年2月9日 3時) (レス) id: 0c4102bb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンリィ | 作成日時:2020年2月9日 3時