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愛し子が32人 ページ16

NOside





防御が間に合わなかった芥川は壁に打ち付けられた。






芥「がはッ!!」






樋「おのれ!!」チャキ!






樋口は怒りで虎に向かって銃を乱射した。







しかし虎には銃弾は通じなかった。







樋「銃弾が、通らない……!?」






すると虎は樋口をギロりと睨み飛びかかった。







樋「……っ!」






芥「何をしている樋口!」






『羅生門・顎』





芥川は羅生門を展開し樋口が食われる紙一重で虎を真っ二つに引き裂いた。






芥「ちっ……生け捕りの筈が」






ドサッ






虎は倒れてしまった。






しかし霧のように消えてゆく。








谷「『細雪』……!」ニッ








芥「!今裂いた虎は虚像か!では……」







すると虎は芥川の背後に回っていた。






芥「『羅生門・叢』……!」







ゴォォォォォォォォォォォォォ!!!!







あと一歩で決着がつくところだった。







しかしそんな空気の中呑気な声が裏路地に響く。







太「はぁーい、そこまでー」







芥「なッ……!」






太宰が敦と芥川に触れると異能力が消されていった。







すると敦は気絶して地面に倒れてしまった。







樋「貴方探偵社の……!何故ここに!」






太「美人さんの行動が気になっちゃう質でね。







こっそり聞かせて貰ってた♪♪」ニコ







樋「なっ……真逆!」バッ







樋口がジャケットのポケットを探ると中から盗聴器が出てきた。







樋「では最初から……私の計画を見抜いて…」







太「そゆこと」ニッコリ








清々しい笑顔で太宰は平然と法律をやぶっていた。







太「ほらほら起きなさい敦君。三人も負ぶって帰るの厭だよ私。」ペチペチ






敦「う…………」






樋「ま、待ちなさい!生きて帰す訳には……!」チャキ









樋口は銃口を太宰に向ける。







芥「くく……くくくくく……」






すると芥川は笑い始めた。






芥「止めろ樋口。お前では勝てぬ。」






芥川は樋口を止める。







樋「芥川先輩!でもっ!」








芥「太宰さん、今回は退きましょう。







しかし人虎の首は必ず僕らマフィアが頂く。」







太「なんで?」






芥「簡単な事、その人虎には……








闇市で七十億の懸賞金が懸かっている。








裏社会を牛耳って余りある額だ。」







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キリ悪いけど次です!
そういうの多くてすみません!

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設定タグ:文スト , 愛され , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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リンリィ(プロフ) - なにかの手違いで似てるやつが2つ作られちゃってます!混乱するとは思いますが何卒ご容赦をください。 (2020年2月9日 3時) (レス) id: 0c4102bb5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンリィ | 作成日時:2020年2月9日 3時

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