愛し子が27人 ページ11
凜side
私は敦さんとお話した後はポートマフィア本部に戻ってきた。
嬉しいことに部下全員が私のことをしたってくれてるみたいだ。
いつもすれ違うと
『お帰りなさいませ、凜幹部!』ニコニコ
と、云ってくれます。
これは喜ばしいこと。部隊の士気も上がるし何より嬉しいという感情が芽生えるからだ。
これで兄さんとの約束が守れます。
本部を歩いていくと黒髪を2つ結びにした赤い着物を着ている子がいた。
凜「鏡花さん、任務帰りですか?お疲れ様です。」
泉「凜、凜が云った通り人の急所を強く打ったら気絶して、人をコロさずにすんだ。ありがとう。」
そうなのです。私は鏡花が本当は人を殺したくないとわかった日から最初の任務までに完璧に人を気絶させる方法を教えました。
私もそうしているからです。あ、ちなみに首領にはもう許可はとってあります。
本で云っていた同年齢、同性は仲良くなりやすいというのはこういう事なのか、と思いました。
??「鏡花、凜戻ったのかえ。疲れたじゃろう、ちょいとお茶でもどうじゃ?」
凜「紅葉姐さん、そうですね、お茶でもしましょうか。鏡花もどうですか?」
泉「行く…!」パァァ
鏡花は紅葉姐さんがいれるお茶が好きなんですよね。
※本当は凜ちゃんと一緒にゆっくり出来るのが好きなんですよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
紅「へぇ、今巷で有名な人食い虎のう…そやつに何もされなかったかえ?」
凜「ご心配ありがとうこざいます紅葉姐さん。特に襲われることはなく、ただお話してきただけです。」
泉「男とかに襲われそうになったら云って。私が助けに行く。」
凜「ありがとうございます。でも私はそんなにヤワじゃないのでご心配なく。私も、鏡花を倒そうとする輩がいれば即倒して差し上げます。」ニコ
紅「大丈夫じゃよ。そんな凜の手をわずわらせる前にわっちがそやつらを拷問室にぶち込んでやるわ。」
紅葉姐さんならとてもお強いので安心できますね。
それから私たちはお茶をして解散しました。
今日も楽しい一日でした。
84人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンリィ(プロフ) - なにかの手違いで似てるやつが2つ作られちゃってます!混乱するとは思いますが何卒ご容赦をください。 (2020年2月9日 3時) (レス) id: 0c4102bb5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リンリィ | 作成日時:2020年2月9日 3時