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愛し子が1人 ページ2
ガンッドゴッ
鈍い音が真っ白な部屋に響いた。それと同時に男の声が響く。
「おい!早く起き上がれ121404番!そんなに遅いと敵に直ぐに殺されるぞ!」
男の怒号が1人の小さな少女にとばされた。しかし少女は痛そうな顔は1ミリも見せず、すっと何事も無かったかのように起き上がった。
121404「すみませんマスター。まだ私には改良の余地がありそうです。」
少女は淡々とその男に言葉を発した。まるで機械や人形のような声だった。
マスター→以下マ「ふん、まぁ今日はもう部屋に戻ってろ。飯食っていつも通りに行動しろ。ひとつでも違う行動をしたら即時に例の部屋にぶち込むからな」
121404「はい、了解です、マスター。」
やはり少女は機械のように答える。この少女は一体何者なのだろうか。まだ分からない。
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作者名:リンリィ | 作成日時:2019年8月25日 13時