呪われし左目 ページ3
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『先輩は何でいつも片目隠してるんすか？』
「隠してるつもりは無いんだけどなぁ。」
今、俺の目の前で呪われてるらしい左目を堂々と見せつけているのはA先輩。
『うわぁ…左目見てもうた。死んでまうわ…。』
「死なねぇつってんだろ。」
そう言って先輩は鬱陶しそうなその前髪を下ろす。
『普通に考えて邪魔っすよね、その前髪。』
「うん、邪魔。」
『…じゃあ何で伸ばしてるんすか。』
「伸ばしてるんじゃなくて、切るの面倒くさいなぁって思ってたらここまで来た。」
『知ってます？今の女子高生は出掛ける前に少し切って整えるのとか普通らしいっすよ。』
「じゃあ私ただの女子力無い奴やん…」
と頭を抱える先輩の膝の上にあるコンビニ弁当から唐揚げを一つ取り、口に含む。
「は？おい、それ私が最後に食べようとしてたやつなんだけど？」
『知ってますよ。』
「じゃあ食ってんじゃねぇよ！！吐け！！」
『はぁ…これだから女子力無い奴は困る…。』
「黙れ。」
やっぱり先輩はただの女子力皆無人間みたいだ。
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よもぎもち(プロフ) - 月羽矢 影夜@クリーパーさん» ありがとうございます！！少しでも多くの方に私の思いが伝わればと思っていたので嬉しいです！ (2019年3月27日 15時) (
レス) id: 36d07d0b38 (このIDを非表示/違反報告)
月羽矢 影夜@クリーパー - とても面白かったです!!この作品を見た皆様に作者様の思いは伝わると思います!!私も少し気が強そうな子に声をかけてみたらとってもピュアな子だと分かりましたから!!お疲れ様でした!! (2019年3月27日 10時) (レス) id: 2d3df82017 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よもぎもち。 | 作成日時：2019年3月16日 13時
