校則違反です、サマトキ様[学パロ]

45話 ページ45

「"3年生代表挨拶、入間銃兎"」

「はい」

教頭先生のマイクからの呼び出しで銃兎さんが席を立つ

壇上に上がり、一礼をした

「1、2年生の皆さん、今回はこのような素敵な会を開いていただきありがとうございます」

キリッとした銃兎さんの姿と、その声に銃兎さんのファンはうっとりしているのが空気でわかった

「長話をする気もないので短く終わらせますが…この3年間はとても充実した学校生活を送らせてもらったと思います」

特にスピーチの内容を考えてもいなさそうな事を話す銃兎さん

「そこで先生方や、皆さんへの我々からの感謝の気持ちとして、こんなものをご用意致しました」

そう言って銃兎さんはパチンと指を鳴らした

その瞬間、証明が全て落ちた

先生達も何が起こったか分からない様子であたふたしている


すると………





ﾊﾟｧｧｧｧｧﾝｯ!!!!



何かがはじき出したような大きな音が体育館に響いた

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