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23話 ページ23
「ｯは？」
うるさいほどに鳴っている心臓の上に左馬刻の手がある
それを考えただけで頭がおかしくなりそうだ
だけどこの心臓の音を左馬刻にも感じて欲しい
「アンタにいい所なんて全然ないのに…無いはずなのに」
ぎゅっと唇を噛む
「いつの間にかアンタばっかり考えてて馬鹿みたい」
きっと私の顔は真っ赤になっているだろう
すると左馬刻は片手で顔を覆い隠した
「お前、馬鹿かよ、早く手ぇ離せ。胸あたってんだよ」
「…ｯ!!わっ」
全然意識してなかった
早く気持ちを伝えなきゃって思って無意識で…!!
「ご、ごめｯ」
なんて大胆なことをしたのだろう。
今になって恥ずかしくなってきた
「………………」
「………………」
お互い無言になる
何を話せばいいのか分からない。
そんな私より先に左馬刻が口を開いた
「なぁ…まぁその、なんだ…」
頭をかきながら左馬刻は続ける
「俺はお前のことずっと好きだった」
赤く鋭い瞳が私に向けられる
(あ…左馬刻の目、真剣だ)
気を許したら吸い込まれそうだ
「私は………」
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李香はアキレス腱 - ほんっと大好きだわ。らむちゃ楽しそう笑 (2019年7月4日 22時) (
レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
Thistle* - 合歓ちゃん、、；；頑張れ！ 更新、楽しみに待っています！ご自分のペースで頑張ってくださいね^^ (2019年4月7日 0時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meяu | 作成日時：2018年12月2日 14時
