バレーはもうやめた1

28 ページ30

A




さっき私の存在に驚いた西谷さんはすぐに日向の失礼な言葉に怒りを示す




そして、言葉のラリーがどんどん続いていく中



私は必然的に澤村さん達のそばに寄ることになる




澤村「あ、A、、部活の準備してくれてたのか？」




『はい、一応私もマネージャーだから』




ちょっと気恥ずかしいかったけど、私もちゃんとみんなの仲間だと言わんばかりに言葉を少し強めに言った




澤村「ありがとな」




澤村さんが私の頭を撫でる



『！』




澤村「あ、スマンっ！なんか年下感があまりに強くて」




『いえ！全然いいんです！むしろ、仲間感あって嬉しいです』




私は最近覚えたての単語を使いたい幼稚園児のように仲間という言葉が声に出る




そんな事を話しているとすぐそばに居た菅原さんも私の頭を撫で始める




菅原「よーしよしよし、Aは可愛いなぁ〜」






猫かなんかだと思っていらっしゃる？




_______________________________





そこから、西谷さんの入学理由やプレースタイルなどが明かされた




そして、今席の空いているエースについても





西谷さんは根性なしとか、いろいろな事を言ってから





旭さん？が戻るまで俺も戻らないと言って





体育館を出て行ってしまった




すぐさま日向が後を追う






『きっと、こういうのは日向が適任かな』

29→←27

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す