＊君と僕と花草原＊ ページ10
着いた場所はたくさんの花たちが咲かしている花草原だった。
Aはまた笑顔に溢れている姿だ。
「着いたーーっつ！！」
そう言えば、ここ花草原に見覚えがあるような気がするな。
「伊作？どうしたの？困ってるような顔しちゃって。」
伊作「え？いや、ここなんか見覚えがあるなーと思ってさ。」
すると、Aは頬っぺたをムスッと膨らませ、また眼がうるっとさせて、今にも泣きそうな怒っていそうな顔をしていた。
伊作「…あの…A？」
「伊作、酷いよ！忘れちゃうんだ！一年前のことなのに！」
一年前、一年前……？僕って一年前にここに来たっけ？んん〜ー？
……はっ！
思い出した。一年前、春頃だっけ？僕とAは新野先生に頼まれて、裏々山の奥の山まで風邪に効く薬草を採りに行ってきたのだ。それで、猪に追い掛けられて逃げようと思った矢先に崖に落ちて、ここに落ちて来たんだ。
あのときは本当に驚いた。
それに、Aが幼なじみから彼女になったところでもあった。
あはははっ……。それじゃあ、Aもムスッと怒るだけはあるよね。
伊作「……A。」
「何よ。」
伊作「……大好き。」
「なぁあああ////伊作、馬鹿っ！アホ！いつもそんな事言わないくせに！私はそんな事で惑わされないだからね！」
そう言うAは茹だこのように赤く染まって恥ずかしくて僕に顔向けを出来なくて背けていた。
伊作「…Aは僕のこと好き？」
すると、また茹たこみたいに耳の付け根まで真っ赤にしながら、何かボソッと言い走って逃げてしまった。
伊作「ちょっ、Aーーー！」
「いゃああああああああああ！！伊作、来ないでぇええええ！！」
Aは酷く嬉しそうな顔で「ずるいよ。伊作、馬鹿……。」と言ったのは云うまでもない。
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もえこ(プロフ) - はじめまして！大事な時期なのですね！頑張ってください！よい結果になることを祈りながら待ってますね〜！！ (2019年7月26日 20時) (
レス) id: 8b605c37d7 (このIDを非表示/違反報告)
あずまる(プロフ) - 睡蓮さん» 面白いと思ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2018年11月2日 15時) (レス) id: 78c7944f1c (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 面白いです！頑張ってください(^^) (2018年10月29日 8時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずさ丸 | 作成日時：2018年8月31日 20時
