＊鍛練組は足軽に！？＊ ページ35
そんな作戦を思い起こしている、伊作は何もしてないのにお疲れのご様子。
初日から３日目は情報収集。
仲間の半分が敵の内部にいる…。
皆無事で居てくれと願うしかない。
自然と手に力が入る。
町人「お〜い。お〜い、そのぉ〜旅の者よ、これをいただきてもよいか？」
ハッと我に戻ると、薬草が手に力を入れてたせいでしゅあしゅあになっていたり、伊作よりちょっと年上の町人の青年が困ったように心配し見ていた。
伊作はあわあわと慌てて、「え？はい、どうぞっ！！この薬草を使う際はあまり多めに使わないようにお願いしますね。毒になることもありますから。」と旅をする薬草売りの青年になりきるのであった。
その頃、鍛練組では…。
「私達三人は兄弟でな！仕事がなくて困っていたんだ！そこで、長次がこんな募集を見つけてな！」
がはっはっはっはっ！と大きく口を開けて笑う大男に、そこは"兄さん"だろぉ〜？と苛立ちを示す隈が酷く老け顔な男。
そして、
「…モソ……。」
いかにも見た目からして強そうな…、また顔に傷があり物静かな寡黙な男。
彼らがいる場所は、アミガサタケ城の近くにある足軽募集所。
ここには沢山の男たちが集まっているのだか…。
小平太「だーーかーらー！私達三人は兄弟で仕事がなくて困っていたのだ！そこで、長次がこんな募集を見つけたと言っているのに、どうして働けないのだ！！」
小平太はイライラしていた。と言うか腹が立ってならない感情だった。
それは最初は上手く溶け込んでいたのに、徐々に募集審査員の城兵らが三人兄弟を怪しんだ。
それもそうかも知れない…。
元気が沢山ありそうな大男に隈が酷く老け顔な男、顔に傷がある寡黙な男。
兄弟全員性格似てないし、なんか変だし、歳が離れてるし…。兄弟設定には無理があったのかもしれない。
文次郎「ああ"！？俺たちは全員１５歳だぞ！血が繋がってる三人兄弟だ！」
あら、聞こえていたみたい。
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もえこ(プロフ) - はじめまして！大事な時期なのですね！頑張ってください！よい結果になることを祈りながら待ってますね〜！！ (2019年7月26日 20時) (
レス) id: 8b605c37d7 (このIDを非表示/違反報告)
あずまる(プロフ) - 睡蓮さん» 面白いと思ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2018年11月2日 15時) (レス) id: 78c7944f1c (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 面白いです！頑張ってください(^^) (2018年10月29日 8時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずさ丸 | 作成日時：2018年8月31日 20時
