＊警察の恐ろしさ＊ ページ21
伊作「ん〜、それよりもさ、逃げないからさこの檻をやめてくれよ。」
この檻とは、落とし穴。僕はひょっこりと顔を出すと「駄目だよ、伊作。」と困ったように笑うA。
伊作「いやいやいやいや、逃げないって言ってるよね？だから、出してよ！」
仙蔵「ほう、それは不運だからか？」
伊作「え？仙蔵！？」
Aの横にひょっこり出てきた仙蔵に驚いてしまい手を滑らせて落とし穴に落ちた、僕。
伊作「んんんんん！！仙蔵、驚かさないでくれよ！！落ちたじゃないか！！ってか、これは、断じて不運の問題じゃないからなっ！！」
落とし穴に落ちた僕は機嫌を悪くした子供ようにギャーギャーと愚痴愚痴と文句を言っていると、一つの縄を降ろしてくれた。
伊作「なにこれ。」
仙蔵「なんだ、出たくないのか。」
伊作「そりゃあ、出たいけど……。」
と消え入りそうな声でぽつんと言うと「なら、早くしろ。」と仙蔵が冷ややかな、意地の悪い微笑みを口元に浮かべてるので、早く出ないと怒られると思ったので急いで脱出した。
伊作「はぁ……、やっと出れた。」
Aはご苦労様と笑顔で言ってくれたが、目が笑っていなかった。
そんなかんなで思っていると仙蔵とAが何かを話していた。
仙蔵「………そうか。そろそろ来る頃か。指定しといた位置に用意しとけ。」
「はーーい。」と警察のチームの五年生が元気よく返事をして、どっかに行ってしまった。
そして、後に知ることになる。
警察チームの恐ろしさを。
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もえこ(プロフ) - はじめまして！大事な時期なのですね！頑張ってください！よい結果になることを祈りながら待ってますね〜！！ (2019年7月26日 20時) (
レス) id: 8b605c37d7 (このIDを非表示/違反報告)
あずまる(プロフ) - 睡蓮さん» 面白いと思ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2018年11月2日 15時) (レス) id: 78c7944f1c (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 面白いです！頑張ってください(^^) (2018年10月29日 8時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずさ丸 | 作成日時：2018年8月31日 20時
