＊気の緩み＊ ページ20
伊作「え、えーと。」
勝負だ！ギンギンチーム…、読むのが面倒だから泥棒チームの五年生が警察チームの小平太と一緒に悲鳴と共に消えてしまった。
唖然している僕だが、トントンと肩を叩かれたので後ろを振り向くと、「ねぇ、伊作くん。早く逃げなくちゃ、警察があなたを捕まえちゃうぞっ♡」とニヤァと妖しい微笑みで言ってくる警察らに心底思った。
これ
ちなみに、留三郎と文次郎は僕が警察チームに絡まれている間に喧嘩をしながら逃げたみたいだ。
こういう時だけ仲が良いのもいい加減にしてもらいたい。
ため息が出そうで出ないよ。
伊作「はぁ…。結局動かないまま、捕まってしまった…。」
「ふふっ。気を緩んでしまったから、いけないのよ。」
と馬鹿にしたかのように鼻で笑うAになんとも歯痒い。しかし、怒るのは負けなので、怒りを押さえながらニコリと笑顔の仮面を張り付けたまま笑ったら、Aは苦笑と共に「怒ってるの？」と言った。
伊作「別に怒ってはないよ？でもさ、普通にあれを見れば気を緩むのは当然だからね。」
あの光景を思い起こす。
あ、そう言えば、彼らは大丈夫かな？？
……逃げきれれば良いけれど。
「まぁ、そうだけど。でも、私たちは忍者なのよ？驚いても気を緩むのはいけないことなの！命取りになるって、先生も言ってたでしょ？」
眉を八の字にさせて白い歯をちらりと見せてれば薄い苦笑がその顔にのぼる。僕はやれやれ、というふうに力なく笑うのだった。
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もえこ(プロフ) - はじめまして！大事な時期なのですね！頑張ってください！よい結果になることを祈りながら待ってますね〜！！ (2019年7月26日 20時) (
レス) id: 8b605c37d7 (このIDを非表示/違反報告)
あずまる(プロフ) - 睡蓮さん» 面白いと思ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！！これからも頑張ります！ (2018年11月2日 15時) (レス) id: 78c7944f1c (このIDを非表示/違反報告)
睡蓮(プロフ) - 面白いです！頑張ってください(^^) (2018年10月29日 8時) (レス) id: 2f089d0de5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずさ丸 | 作成日時：2018年8月31日 20時
