さまときさま(笑) ページ6
.
『久しぶりに娘が帰ったよ〜』
「あ?なんだてめえいきてたんか」
『何こいつ』
なんでこいつが家にいる?
このヤクザの左馬刻野郎が
事務所が私の家の隣だからって調子乗りやがって
昔から結構な頻度で私ん家来てたんだよな
いや帰れよってすっごい思ってたけど言えるわけないじゃんね
こいつ左馬刻さま(笑)だもん殺されるわ
『お母さんは?』
「あ?知らねーよどっか出掛けてんだろ」
『不法侵入って言葉知ってる?』
こいつ家にお母さんもいないのに勝手に入ってきたの?
神経疑うわマジで..…何なの…
どれだけ図太い神経してんだよ
それに当たり前のようにソファに座って菓子食ってんなよ
その菓子クズ掃除するの私なの知っててやってるんだったらもう嫌いだわ大嫌い
『てか何の用』
「てめえ今どこで働いてる」
『え、池袋』
「…ちなみに聞くが何でも屋とかじゃねえな」
『そんなやつ』
「…そこやめろ」
『え?』
「いいからやめろつってんだろ」
『なんで』
「…あぶねえだろ」
『現時点ではお前の方がよっぽど危ないんですけど』
そう言うと
あ"、!?と素晴らしく濁音の入った あ?を言われたので正直チビった
もう何でもいいやとおもってお茶くらい出そうとキッチンに行ってる間に
いつの間にか左馬刻は居なくなってた
なにあいつしんでくれねえかな
.
「ただいまー、あれ、Aじゃない」
『おかーさん、左馬刻来てた』
「ああ、来てたのね。
あの子、Aを俺のとこで働かせるって張り切っ てたからその為じゃない?」
『まじ(笑)』
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作者名:桜花 | 作成日時:2019年2月17日 18時